まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

琉球絣

maru992006-02-11

昨日は前の晩から朝の7時半ぐらいまで仕事をして、ようやく睡魔がやって来たので日記を書いてからひと寝入りするつもりが書いている間に睡魔がどこかへ行ってしまい、再び仕事に戻って小1時間ほどすると、気まぐれな睡魔がふらりと戻ってきた。これを逃すまじとベッドに入ったのが9時頃。3時間ぐらい寝るつもりで目覚ましをセットしておいた。ああ、それなのに、10時すぎに宅配便。朦朧としたままで受け取り、ベッドに戻る。途中で起こされたせいか、正午すぎに目覚ましが鳴ってもどうにも起きられず、そのまま撃沈。結局1時すぎまで寝ちゃった。もう体内時計がグチャグチャ。


着物のお店の店長が私と同い年で、今のお店を担当して5周年だというので、お祝いのイベントに顔を出すことになっていた。3時の約束を3時半にずらしてもらい、ギリギリに到着。店長の似顔絵を焼きこんだクッキーがかわいい。ただお祝いだけのイベントのはずはなく、メインイベントは当然、着物のフェア。今回の目玉は、もうすでに亡くなっている人間国宝の手による版木が発見・復刻された江戸小紋琉球絣。どちらもそれぞれ1着ずつ着せ替え人形をしてもらう。特に人間国宝の方はもちろん素晴らしいモノでその価値は十分に分かるし、琉球絣も身体にしっくり合う気がしてとても気に入った。でも、でもね、そうそう毎回買えませんって。「これはもう二度と手に入るものじゃありませんよ」 って、それはそうだろうけど、でもひとつひとつの着物がみんなそうだもの。価値の評価と着たいかどうかは別だし。どうしても着たい、ほしいと思ったら多少の無理もするけど、どんなに素晴らしいモノでも気持ちに働きかけてこなければそれは縁がないということ。そういう私の考え方をお店の人も分かっているので無理は言わない。だからこそ長いお付き合いができる。


こうしたフェアに合わせて宝石だのバッグだののコーナーが併設されていることが多いのだけれど、今回は珍しくメディカルチェック。人差し指の先で血行を測定。動脈と静脈を流れる速度が波形で表示される。貧血の割には流れがよくて、年齢別の水準よりかなりいい状態だそうだ。へぇ〜。別の機械では、爪のすぐ下の血流の状況が画面に拡大表示され、運ばれていく白血球を肉眼で確認できる。面白〜い。「ちょっと見ててね」 とオバサンが私の手首になにやらブレスレットをのせた。「しばらくすると血行がさらによくなるのが分かるから」 ああ、そういうことね。オバサンはさらに、まだ湿布をしている右手首にブレスレットを、首にはネックレスをさせようとする。いや、アクセサリーは苦手だから。そう断ったのだけれど、血流の変化を見るためだから、というのでしばしのガマン。「ほらね、格段に違うでしょう!」 とオバサンは言うけれど、違いがよく分からない。嫌いなネックレスをしていること自体がストレスになるから、とはずしてもらった。興味ないですぅ。コーナーを離れると、「ごめんねぇ」 と担当さん。いえいえ。「想像しちゃった。北海道の原野を走る裸馬に無理やり鞍をつけようとしているところ」 って、なにそれ!


何も食べずに出てきたのでさすがにお腹が空いて、紅虎餃子房で四川白ゴマ坦々麺。前回の黒ゴマの方がインパクト強かったな。富沢商店で、このところすっかりはまっているトルコ産の白イチジクを買い込む。


帰宅後は仕事再開。またしても3時すぎまでかかってしまったけれど、とりあえず1つめの50ページ強は終わった。はぁぁぁぁ。