まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

東京の雪景色

maru992006-01-21

あ、電話が鳴ってる。起きなくちゃ。ちょっと待っててね、今、起きるから。今すぐ起きるから、もうちょっと、もうちょっとだけ。あ、切れちゃった。きっと勧誘だな。そう、きっとそう … ZZZ。


ようやくパッチリと目が覚めたのは11時すぎ。仕事がはけると途端にだらけるなぁ。携帯を見ると、着信3通メール1通。固定電話に出ないものだから携帯にも3回もかけていてくれたのは、絵の先生のお母様だった。メールも絵のメンバーからで、この雪だから今日はお休みにしようという連絡。えっ? 雪? と、窓の外を見て、初めて気がつく。積もってる〜! しかもまだ降ってるし。先生のお母様に寝坊のおわびをしようと何度か電話したのだけれど、外出していらしたのか、お話はできなかった。メールをくれたメンバーには返信をする。せっかくシフォンケーキ焼いたのに残念ですぅ。


とりあえずケーキを型からはずしておこう。でもこのケーキ、用がなくなっちゃったなぁ。そう思って気が抜けてしまったのか、せっかくムクムクふくらんでくれたのに、うまくはずせなくて大失敗しちゃった。とても教室になんか持っていけないほどで、雪でお休みなのが幸いなぐらい。どうも型からはずすのが苦手なのよねぇ。端っこをつまんでみる。と〜ってもふわふわで美味しいのにぃ。


さて、と。ポッカリあいた時間をどうしようかな。やっぱり山積みのひとつぐらいはなんとかしないと。書棚の部屋は寒いからパスで、キッチンの収納庫は中を整理するためのケースを100均で買ってこないといけないから保留。てことは、あったかいリビングでできる作業ってことで、寝室から運んできた引き出しの整理だな。始めてみると、すごいモノが出てくる。20余年前に母を献体した時の病院からの挨拶状とか、転職した時の前の上司からの手紙とか、初めて外国へ行った時に持ち帰ってきた残りの紙幣とか、初めて就職した当初からずっととってあった給与明細とか、通信課程で卒業した大学の成績証明書とか。古い通帳や住宅ローン関係の書類もほとんど全部とってあったけど、中をのぞかれないようにガムテープでぐるぐる巻きにして、さらにその状態が見えないように袋に入れて、他の紙くずの中に隠して処分。別の引出しからは、いろんなコードやら充電器やらがあれこれと出てきて、型番をネットで検索したりして調べてみても、何の付属機器だかとうとう分からないのもいくつかあった。まぁ、これまで使ってないんだから不用品なんだろうけど、いつ必要になるかもしれないと思うと捨てられないのよねぇ。


携帯電話も前に使っていた機種が2つ。1つ前のはともかく、2つ前のは、今手にとって見ると、画面がすっごく小さく感じる。とっておいても別に今さら中のメールが必要なわけでもないのだけれど、なんとな〜く捨てがたくて、充電用のコードと一緒に袋に入れて再び引き出しへ。どうして捨てられないのかなぁ。


今月中に書評も書き上げないといけないというのに、今日は結局、引き出しの整理だけで終わってしまった。3冊のうち2冊は読み終えているから、あとは書くだけ。もう1冊はまだ読み始めてもいない。なんとかしないとなぁ。… って、思うだけで行動が伴わないぐうたらなこの頃。


すっかり夜が更けてから、引き出しの整理で出たゴミを捨てに行く。雪はとりあえずやんでいるものの、街路樹がまるでクリスマスツリーみたい。かなり積もっているから明日の朝にはきっと歩道の雪が凍っているはず。靴に気をつけないと、すってんころりっていっちゃいそう。明日は歌舞伎座なのになぁ。着物はパスだ〜。