まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

中味が出ちゃったみたい

maru992006-01-20

ホワイトクラウドの敷き毛布でぬくぬくのベッドにもぐりこんだのは4時すぎで、そのあとしばらく寝付けなかったから、寝たのはおそらく5時くらい。幸い仕事の在庫ははけてるし急ぎの用事もないので、目覚ましはセットしなかった。そして目が覚めたのは … えっとえっと、時計の針をしばしながめて、すぐには状況が把握できない。これはどう見ても、1時25分。真夜中ではなさそうだし、てことは、昼過ぎ?! ひょえ〜っ。8時間ちょっと寝てしまった。そういえば何年か前、連日ほぼ終電近くまでの残業が2週間以上続いてヘロヘロだったとはいえ、今日と同じ金曜日に目が覚め、時計を見ても頭がぼ〜っとしていて把握できず、レンズが入っていなくてよく見えない目のままでリビングに移り、テレビをつけたらタモリさん。いいともの時間ってことは … !!! ここで初めて正気に返り、途端に冷や汗がたら〜。留守電の赤ランプがピコピコ点灯していて、再生してみると事務長からのメッセージが何度も録音されていた。「何かあったのではないかとみんな心配しています。とにかく連絡下さい!」 ひぇ〜っ。慌てて電話を入れて正直に事情を話し、それから10分で支度をして急いで出勤。「疲れてたんだよね」 と誰からもお咎めはなく、それがかえってつらかったという…。今はもう、どんなに朝寝坊をしても遅刻の心配はなくなってしまったわけだけど、さすがに起きたら午後というのは、誰にともなく、人間としてどうよ、みたいな罪悪感が…。


山積みのあれこれをなんとかしなくちゃという思いと裏腹に、どうにもヤル気が起きてこなくて、とりあえずは会計ソフト 「やよいの青色申告」 のバージョンアップから始める。まずは旧バージョンのデータをバックアップして、新しいバージョンをインストールしてからデータのコンバート。さらにメーカーからのメールでの指示に従い、17年度の申告書作成に対応するためのバッチファイルをネットからダウンロード。これでバージョンアップは完了。念のためデータをチェックして、データが問題なく移行していることを確認。その後、年内に請求書を発行した案件のデータを入力して、請求書の処理はまだちょっと残ってるけど、確定申告用のデータはほぼ9割方、準備OK。年度の繰越し作業をしないと新年度のデータを入力できない。繰越ししてからでも前年度のデータを操作できると分かっていても、なかなか踏ん切りがつかないというか、まずは前年度の分をクリアにしないと新年度に移る気になれない。


そのあとまたしばらくネットで遊んでしまった。書棚の整理だけはするつもりでいたのだけれど、書棚のある部屋には暖房を入れていないので、寒くて長時間いる気になれなくて。いかんなぁ。春まであのままというわけにはいかないのに。


もう暗くなってから買物に行く。明日は久々に経堂で絵の教室なので、シフォンケーキを焼いていくことにした。そもそもオーブンを買い換えたいと思うきっかけになったレシピに再挑戦。今は議員さんになってしまった藤野真紀子さんのレシピで、メレンゲに卵を7つも使うせいか、他のレシピより格段に大きくふくらむ。今日の午後に生協から届いたばかりの産直卵も6個入りなので足りない。サラダ油と卵を買い、家に戻って準備を始める。えっと、グラニュー糖グラニュー糖。あれっ? ない? うそっ! あちこち探してみても、やっぱりない。ああっ、もう! どうして買い物に行く前にチェックしないかなぁ。今度は自転車で、ビュ〜ンと99ショップへ。寒い寒い。材料さえそろえば、あとは簡単。どうかな、どうかな。ふくらむ、ふくらむ。すご〜い! 型から7〜8センチぐらいは盛り上がっているのに、新しいオーブンは余裕たっぷり。嬉しくて写真を撮ってみたのだけれど、オーブンのウィンドウ部分がこまかいメッシュになっているせいか、うまく映らなくて残念。焼き上がりをビンの上に型ごと逆さに固定し、今日はここまで。


お風呂の中で、谷地恵美子のコミックス 「明日の王様」 を読む。「サバス・カフェ」 も面白かったし、演劇モノだというので期待もあった。この人の作品は、ああだこうだとひねるのでなく、ストライクゾーンをストレートに狙ってくる感じで、作りすぎないところに好感が持てる。演劇モノというと主人公が役者をめざす話が多いのに、この作品では、主人公は思いがけず演出の才能を見出され、「演じる」 ことでなく、舞台を 「創る」 喜びを描いている。あとがきによれば、この作品のために初めて歌舞伎を観に行って、新之助時代の海老蔵にひとめ惚れ。全国各地へおっかけの日々。今もすっかりはまっているという。な〜んだ、お仲間じゃない。親近感♪
明日の王様 (1) サバス・カフェ (1)