まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

お見事!

maru992005-05-02

昨日の反省から9時起床。午前中に郵便局の用事を済ませる。しっかり帽子をかぶり、半袖のTシャツにデニムの作務衣で行ったんだけど、歩いてるだけなのに暑いぐらい。行きかう人たちは半袖だったり厚手のジャケットを着込んでいたりとまちまち。ようやくさわやかな季節の到来とはいえ、外にいると鼻が途端にムズムズしちゃう。


帰宅してからはCSで古いドラマとか見ながら編み物をしてのんびり過ごし、夕方に再び外出。買い物を済ませてプロントに寄り、久々にクロスワードパズルのマスがすべてうまったので気分よく帰ろうとしたんだけど、隣りのテーブルから聞くともなしに聞こえてくる話に耳を奪われ、立つに立てなくなってしまった。30代の前半とおぼしき女性と後半とおぼしき女性の2人連れ。年下の女性の方が先輩に相談している形なんだけど、今は亡きシナリオの先生だったら間違いなくメモをとり、ひょっとしたら 「ちょっと取材させて」 と話しかけそうなぐらいに壮絶かつユニークな身の上話。先生がよく 「最近は事実の方がすごすぎて、ドラマが作りにくくなった」 と言っていたのを思い出す。私も結局は発想が当たり前すぎてオリジナリティに乏しいという資質のなさに挫折したのだけれど、あんな人生、ドラマとしても絶対思いつかない。


そうかと思えば 「キスいや」 には、間近に迫った結婚式を前に同棲生活の半年間、彼氏が小遣い2万円の生活に耐えて努力してきた2人の貯金75万円のうち、50万円近くも猫に費やしてしまった女性が登場。しかも懲りずに彼氏に小遣い1万円でガマンしてくれと迫るのを見て、これも私にはまったく理解の外。シナリオの勉強をあきらめたのは正解だったなぁ、とあらためて思う。


そのあとは母子病院のドキュメントを見た。出産をめぐる悲喜こもごもの現実を前に、何度も何度も涙が出た。衝動殺人、集団自殺、幼児虐待、一瞬にして多くの命を奪う事故やテロ。尊い命があまりにも軽んじられている中で、幼い命を救い、守り、育むために格闘している人たちがいる。私自身は種の保存の本能に反して命を生み出すことなくやがては朽ちていくけれど…。


様々な思いを胸に、ケーキを焼く。明日は楽しい藤祭り♪