まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

売り物ですが…

maru992005-02-23

なんとか今日中に懸案の仕事を終わらせようとやっきになっているところへ、同じ種類のもう1社の仕事にもゴーサインが出てしまう。「始めて下さい」 って言われても〜。ますます急がねば、とあせり始めたところへさらにメールで、そのもう1社を優先しろという指示。なんだとぉ〜? 1週間もかかってようやく終わりかけている仕事を放り出して今日ゴーサインが出たばかりの仕事を優先しろと? また1週間ぐらいかかる大量の仕事なのに? 思わずキレそうになり、「無茶なこと言わないで下さい!」 と反論のメールをする。ただでさえこの2社は同じ業種だから用語が似通っていて、とはいえまったくの別会社だからそれぞれに微妙な違いがあって、同じ英語でも訳語が違ったりするから、平行して作業するのは混乱のもと。それなのにようやく頭の中で用語の整理ができてる今の仕事をゴール目前で放り出して2社目に移り、終わらせてから元の会社に戻るなんてとんでもない! 翻訳ごときが弁護士相手に文句を言ってはいけないと思う反面、2社とも最終的な提出期限は同じなのが分かっているだけに、素直に指示を受け入れるわけにはいかない。第一、ひとつ終わらせてから次の仕事にかかった方がスッキリするし〜。担当の若手弁護士からの返信は、「すみません。やりやすい形でどうぞ…」 といきなりの低姿勢。年の功で無理やり押し切った形だな。私ってば怖がられているかも〜。

さらにスパートをかけ、なんとかギリギリ明るいうちに最初の1社の翻訳終了〜。印刷しながら、開かずの間と化している本棚の部屋の片づけを始める。お客様をお迎えするからといっていまさらカッコつけるつもりもそんな余裕もないのだけれど、あまりにもひどい状態だったので、決してきちんと片付いているとはいえないフツーの状態に戻すだけで1時間以上もかかってしまった。日頃からちゃんとしておけばこんなことにはならないのにねぇ。

60ページ強の印刷も終わり、原文と合わせて1センチ以上もある分厚い書類の束をバッグに入れて外出。今日はあったかいあったかいってラジオで言ってたから、ババシャツは着ないで出てみたんだけど、もう真っ暗なのにちっとも寒くない。いきなりあったかくなったなぁ。そろそろ2月も終わってしまうんだものねぇ。このまま春に向かってまっしぐら? それともまた寒の戻りがあるのかしらん。

プロントで訳文の見直しを始めたら、まるで条件反射のように睡魔がやってきた。なんで? 急に甘いものが食べたくなってココアのロールケーキを注文し、おなかに入れたらちょっと睡魔が遠ざかった。キリのいいところまで約1時間。会計の時、180円のロールケーキなのに380円のチーズケーキってレジに表示されたから訂正してもらい、Edyカードで払って店を出る。ヨーカ堂エスカレータを降りながら、なんとなく気になって、財布の中にあった前回のレシートでEdyカードの残高を確認したら、やっぱりチーズケーキと間違えた分まで800円ちょっと余計に払ったことになってる。ううむ。買い物を終えて、どう説明しようかあれこれ考えながらプロントに戻ると、会計してくれたバイト君は 「あ、間違ってましたよね」 って。なんだ、分かってたのか。でも他の人には事情を説明していない様子。こらこら、私が戻って来なかったらどうするつもりだったの? いくら常連だからって、すぐにキミとまた会えるとは限らないのに。差額を現金で受け取り、私は特に何も言わなかったんだけど、隠していたことまで他の人にバレちゃって、バツが悪そうで、ちょっとかわいそうだった。

買ってきたのはコンビーフと鶏のささみと鶏レバーと鶏のひき肉。ミックスナッツとレーズンをプラスして、久々にコンビーフのリエットを作る。私が尊敬してやまない I さんは、電子レンジの必要性をまったく感じないそうですでに廃棄してしまったというのだが、このリエットみたいに電子レンジであっという間にできちゃうレシピに頼ってる私には、電子レンジのない生活なんて考えられない〜。

訳文の見直しの続きをしたいところだけれど、すでに日付が変わってしまった。マジで明日は歌舞伎座に原稿持参だ〜。優雅に着物で観劇したくて昼夜を別の日にしたというのに、結局毎月バタバタと慌しくて、着付けをしている余裕がないのよねぇ。今月は昼夜とも最前列。左團次さん、気づいてくれるかなぁ?