まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

写真はイマイチだけどぉ

maru992005-02-02

夕べは日記を書いた後、のんびりお風呂に入るつもりだったのだが、浴室の電気をつけた途端、一瞬ピカッと光ったっきり真っ暗なまま。が〜ん。電球が切れたらしい。そういえば入居以来まだ一度も換えてなかった。えっと、予備の電球はどこだっけかな、と探してみたものの、こういう時に限って見つからない。おかしいなぁ。買ってあるはずなんだけどなぁ。しばらく探したけど、風邪を引きそうなのであきらめた。脱衣所の電気と浴室のテレビの明るさで、とりあえず入浴するのに不自由ではないけれど、なんだか別の空間にいるみたい。のんびりするはずのお風呂でバタバタしたせいか、そのあとなかなか寝付けなかった。4時5時5時半 … そこまでは覚えている。それでも8時に起床〜。

翻訳の後輩のひとりが私に続いて退職し、オーストラリアに留学することになったので、土曜日の出発を目前に、今日は彼女の門出を祝うランチデート。彼女はすでにアパートを引き払い、自由が丘のウィークリーマンションにステイしているので、双方に便のいい目黒辺りという条件で彼女が選んでくれたのは、うしやまという和食のお店。それならば、と張り切って和服で出かけることにして、母が遺した着物と帯に、縫いつまみで作った帯留めをして、夕べ指編みで仕上げたばかりのストールを羽織る。

何かはなむけのプレゼントがしたくて、早めに家を出てマルイで物色。すぐに出発するのだから荷物になってはいけない。小さくおさまるアクセサリーにしよう。色は彼女が好きなピンクに決まり。あちこち売り場を回り、ちょうどよさそうなネックレスを見つけて包んでもらったあと、そのネックレスと同じピンクのハートのブローチが目に入り、せっかくだからそれも包んでもらう。負担になってもいけないから高いものじゃないんだけど、気持ちだけはたっぷりこめて…。

プレゼントを探す時間を余裕をもって見積もっていたので、待ち合わせの時刻より20分も早く着いてしまい、駅構内の神戸屋キッチンで一休み。あやうく居眠りが出そうになる。待ち合わせの5分前に店を出ると、彼女がすでに到着していた。ごめんごめん。私の和服を見て、「お店の雰囲気にピッタリ!」 と彼女。へへっ。やったね♪ 駅から10分ほど歩いて到着した店は、なるほど和服で来て正解。とってもステキな落ち着く造り。純和風ではなく、ポイントポイントに和をあしらったシックなインテリアにロートレックがよく映える。彼女が予約しておいてくれたのは2500円のお弁当コース。ネットからのクーポンで彼女はビール、私は白ワイン。お料理のひとつひとつがどれも美しく、すばらしく美味だった。まず最初に口にした天ぷらのモチモチ感にビックリ。献立表を見ると、とらふぐのクリーム包み揚げとある。いきなりフグ様か〜。蕗味噌をぬった焼きおにぎりのお茶漬けも美味しかったなぁ。デザートのチョコレートムースもシアワセな口当たり。

大満足で店を出て、ウエストでティータイム。おなかいっぱいなはずなのに、ハーブティーにプラスして、彼女はアーモンドの、私はほうじ茶のアイスクリーム。彼女と会うのは久しぶりだし、またしばらく会えなくなってしまうので、互いにききたいこと話したいことがいっぱいあって、話が途切れることがない。ランチデートだからそうそう長時間ではないはずだったのに、気がつけば外は暗くなり始め、しゃべり倒すこと5時間半。それでもまだ名残惜しかったけど、出発を間近に控えた彼女はこのあとさらに別の友人とも予定があるので、お開き。駅のホームで、私の乗った電車が見えなくなるまで手を振ってくれた。単身オーストラリアへ向かう彼女に不安の表情はまったくなかった。これなら大丈夫。まさに今、行くべき時なのだろうと確信できた。ただ、彼女は決して丈夫な方ではなく、特に扁桃腺が腫れやすいので、「くれぐれも気をつけるんだよ〜」 とつい何度も言ってしまった。彼女がパワーアップして帰ってくるまでに、私も仕事のない時に熱中できる、単なる趣味以外の何かを見つける約束をしたので、彼女に負けないように頑張らねば〜。

電話機のノイズが大きくなってきたので、帰りにノジマに寄ってFAX付電話機を注文してきた。いちばんシンプルでコンパクトなタイプ。持ち帰りできないこともなかったけど、着物なのにうっとうしいから配送にする。さらに手芸店に寄って毛糸も買ってきちゃった。ちょっと編んでみたいカーディガンを見つけたので…。

夕方から余裕で始める予定だった仕事が結果的に押せ押せで、10時半に開始。2時過ぎまでかかって新聞記事のひとつを訳し終えた。普段やってる契約書なんかと文体が全然違うので、難しいけど面白い。たまにはこういう仕事もいいなぁ。

さて、明日は表参道でランチデートだ。電話でメモした待ち合わせ場所がうろ覚えで少なからずあやしい。「シャネルの並び」「キディランド」 と、メモはこれだけ。果たしてキディランドの前でいいのか? 店内? 無事に会えるだろうか〜?

… あっ! お風呂の電球、買ってくるの忘れた〜!