まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

クエスト夏公演 その1

maru992009-08-16

昼すぎの強い日差しの中、原宿へ。すごい人。家を出るのが遅れてしまい、フリーフードはもうお菓子ぐらいしか残っていなかったけれど、フリードリンクの冷たいお茶が嬉しい。

今日のイッセーさんはいつものひとり芝居でなく、小松政夫さんとのふたり芝居。桃井かおりさんや篠原ともえさんとのふたり芝居は、どこかこう、一体どうなっちゃうんだろうという緊張感が舞台の上にも客席にもあって、ちょっとかみ合わないとか、一瞬つまったりとかするともうハラハラしちゃう感じがあった。もちろん結果オーライなんだけども。その点、小松さんとの顔合わせはもう何度も公演を重ねているし、何か起きてもかえって面白くなるのが分かっているし、むしろ何か起こることを期待さえしているような …。そして今回もやっぱり期待以上の面白さ!

浴衣姿のお父さんと車のサラリーマン、ゴーゴーガールとお婆さん、息子を訪ねて状況してきた老夫婦、セーラー服の女子高生と講談師、クリスマスケーキの包みを手に飲み歩く課長と部下、そしてコサック姿のミュージシャン(?) とランニングに野球帽の小学生、とそれぞれに老若男女を演じ分け、なんとも言えない絶妙なコンビネーションで大いに笑わせてくれる。この顔合わせで生まれる笑いはほっこりとあたたかく、心地よい。

ただねぇ、左隣りは楚々とした女性だったのだけれど、彼女がアハハでもなワハハでもなく、ギャ〜ッハッハッハとそれはそれは豪快な笑い声を大音量で発するものだから、そのつど気圧されて私の笑いが引っ込んじゃうの。それでなんとなく消化不良〜。