まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ああ、もう6日め

ムーミンツアーは早くも終盤。ドコモの国際ローミングを利用して必要なメールを選択受信できるようにして、1日1回はメールチェックをしていたところ、今朝初めてクライアントからのメールが2件。ドキドキしながら開いてみると、1件は請求書に関する問い合わせで、もう1件はなんと、帰国後すぐにスタートするはずだった案件が依頼者の都合でキャンセルになったという知らせ。ラッキー♪ だって写真の整理とか、帰国後しばらく余韻にひたりたいものねぇ。

ホテルのレストランでビュッフェスタイルの朝食の後、7時45分にロビーに集合し、森下さんとともにヘルシンキ市内へ。ホテルがヘルシンキ中央駅の真ん前なので、移動の便がすこぶるいい。まずはムーミンショップの本店とマリメッコがあるショッピングセンターへ。多くの人がムーミンショップに向かう中、私はマリメッコへ。というのも、ムーミングッズというわけにいかない方へのお土産はここの商品をメインにしようと考えていたので。開店前に特別に迎えてくれて、全品1割引に加えてジュースとクッキーのサービスまで。洋服その他のファッション系の売場は素通りで、ハウスホールドグッズの売場を隅から隅まで歩き、あれやこれやでカゴがいっぱい。

タックスフリーのシールがついた袋を抱えてムーミンショップへ。ムーミン屋敷の間取り図が描かれているマウスパッドやなんやかや、結局あれこれ買い込んでしまうのね〜。

みんな大荷物なので一度ホテルに戻り、身軽になって再び出発。映画 「かもめ食堂」 にも出てきた市場で森下さんがえんどう豆を買い、その場で生で食べるという初体験。さやを割って中の豆だけ食べるんだけど、これがビックリするくらい甘くて美味しいの! 小粒のイチゴもその場でパクパク。甘〜い! 市場の中にテーブルと椅子が用意されていて、地元の人たちに混じって、フィッシュスープとパンの昼食。ミネストローネ風で野菜たっぷり。ヘルシーで美味しい。黒パンがスープに合うんだよねぇ。

続いて屋内のマーケットホールへ。肉屋のウィンドウにトナカイの燻製があり、冷製でなくラップランド地方で屋根の上で天日干しにしたものはなかなか手に入らないそうなので、お土産に5袋ゲット。2階には手芸店や毛糸売場もあって、ステキな糸がたくさんあったけど、ガマンガマン。でもフィンランドの伝統的なチュニックワンピースのお店ではガマンできなくなって、一番気に入った柄のを1枚。この後に訪ねた別のマーケットで、I さんから頼まれたお茶をようやく発見! でも1万円分を頼まれたのに6パックしかなく、3千円弱にしかならなかった。同じメーカーの別のお茶は何種類もあるのに、頼まれた銘柄だけがないのよねぇ。

地下鉄で Kampi という場所に向かい、2時からオプションの料理教室。まだ建物全体が工事中で、新しいキッチンを使うのは私たちが初めて。分担して作る 「ムーミンメニュー」 は、夏のスープ、全粒麦のぺたんこパン、サーモンの燻製と一緒に頂くほうれん草の煮込みソース、新じゃがとニンジン、おばあちゃんのサラダ、ふんわり2色ゼリー、シナモンロール、持ち帰り用のラズベリーとチョコのジャムの計8品。私は最初の2品担当で、シナモンロールは担当の2人が汗を流してこねた生地を全員で成形。エプロンは貸してくれるんだけど、私は持参したムーミンエプロンで♪

協力し合ってすべてのメニューが出来上がり、まるでムーミン一家の住まいのようなステキな部屋で試食タイム。部屋の隅には、ムーミンのご先祖様が今も住んでいそうなタイルストーブが置かれ、椅子は1800年代の骨董品。料理を指導してくれた先生のお嬢さんもヘルプしてくれたのだけれど、大人っぽいのにまだ15歳ときいてビックリ。美味しく楽しい豪華なディナーに夢心地。

徒歩でホテルに戻り、これで森下さんとはお別れ。寂しい〜っ! 森下さんのおかげで何倍も楽しめて、本当に感謝でいっぱい。部屋に戻る前に、北欧最大級のデパート、ストックマンで再びお茶を探してみたところ、そのメーカーの売場にほしい銘柄のラベルはあるのに、そこだけ商品がカラッポ。スタッフにきいてみたけど在庫はなかった。ガックリ。

この日は6人衆が半々で別行動だったので、私の部屋に集まってそれぞれに報告会。料理教室に参加しなかった3人は、アラビア社と、「かもめ食堂」 として使われたカフェを訪ねたそうな。ああ、そこも行ってみたい場所だったのよねぇ。でも残念ながら明日にはもう帰国。毎日が盛りだくさんだったのにまだまだ物足りな〜い!