まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

いざ病院へ

maru992008-01-29

寝たのが8時すぎだから、目が覚めたら午後。まぁ仕方ないやね。シトシトと雨が降っている。なんかもう時間の感覚も曜日の感覚もグチャグチャで、ただその日その日のスケジュールを必死でこなしているだけという感じ。


腹ごしらえを済ませ、ひと息ついてから病院へ。脳外科なんて初めてだから緊張しちゃう。20分ほどで呼ばれて中に入ると、「前にも私が診ましたね」 とダンディな先生がにこやかにおっしゃる。へっ? 前にも脳外科で受診した? キョトンとしていたら、「カルテによるとね、この辺がピキピキするって」 と先生は頭のてっぺんのちょっと右寄りを指差した。それでようやく思い出した。そうそう、もう何年も前にいつも同じ場所にピキピキと断続的に痛みが走る症状が何日も続いて診てもらったんだった。きれいさっぱり忘れているなぁ。もし重大な病気だったら忘れるはずないけど、確か単なるストレスの表れだったんだよね。


緑内障の原因が腫瘍だなんてことはまずないと思うけどねぇ」 と言いつつ、先生はMRI をオーダー。レントゲンじゃなくMRI なのね。そういえばピキピキの時もMRI だった。オーダー票を受け取りMRI 検査室へ移動する。「じゃあ横になって下さい」 と若い検査技師さんに言われて台の上に寝そべる。… ハッ! まさか靴を脱ぐとは思わなかったから、5本指の靴下はいてきちゃった。はずかしい〜!


ベースドラムの合間にスネアドラムのような音が規則的に響いているだけの間はなかなかに心地よいのだけれど、突然大音量で、ズゴゴゴゴゴと道路工事のような音とか、ビーッ、ビーッ、ビーッと緊急ブザーのような音とか、他にも形容しがたい不協和音が断続的に鳴り続ける。それに意識がいきすぎると不整脈でも起こしそうな不安にかられてしまうので、遠くに小さく聞こえるベースドラムとスネアドラムのリズムに意識を集中しようと努力する。う〜ん、この不協和音さえなければ気持ちよく眠れそうな体勢なのに〜。


MRI にたっぷり20分ぐらいかかって、出来上がった写真をその場で受け取り、再び脳外科へ。その画像を並べ、脳ミソの部分を取り外せる頭部の模型を机の上に置き、さらに実際に肥大した下垂体が視神経を圧迫している症例の写真が掲載された医学書まで開いて、先生は懇切丁寧に、下垂体と視神経の関係や、どんな場合に下垂体の異常が視野欠損の原因になるか、そして私の下垂体がどうみても正常であることを説明してくれた。まずはよかったよかった。


診察室を出て総合受付の前に戻ってから、MRI の画像の写真を撮らせてもらえばよかったなぁ、と後悔しちゃった。なかなか見る機会のない珍しい画像だし、笑顔で許してくれそうだったのに。さて会計は、6150円。高っ!


帰宅後ひと息ついた途端に電話が鳴る。「今お忙しいですか?」 ときかれると困っちゃうんだよなぁ。一部でいいからなんとか助けてほしいと懇願され、去年の10月に2回続けて断ってしまっただけに今回はさすがに断りにくく、とりあえずファイルを送ってもらったら、300ページを超えるすごい量。クラクラしそうになりながらよく話をきいてみたら、翻訳会社などにも手配して人海戦術でやらざるを得ない状況で、私に回ってくるのはそのうち内容的に難しそうな24ページのみ。ホッ。最初からその部分だけ送ってくれればよかったのに〜。


今朝クライアントから送られてきた参考書類をもとに用語の統一その他の仕上げをして、3つのファイルを送信したのが7時すぎ。続いて裁判関係の英訳を始める。日本語の趣旨を把握するだけでひと苦労しそうな難解な文章。これは手ごわそうだなぁ。頑張らないとっ!