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写真のとおり、ある程度まで織り進んでいたのだけれど、模様に気を取られすぎたのか左右の端がそろっていないのが気になり始め、さらに補修しようのないミスも見つけてしまい、結局、ぜ〜んぶほどいて織り直すことにした。今ならまだ戻れる。気になったままで進むと、ず〜っと気になったままだから。

細いエジプト綿でこれだけ織ってあるものをほどくのはこれまた根気のいる作業なんだけど、あんまり根をつめると途端に首も肩もガチガチになってしまいそうなので、テレビを見ながらのんびりと。

まる子＆サザエさんはいつもどおり。そのあと体操の世界選手権を見る。平行棒で銅メダルの加藤凌平くん。なんとも美しいお顔立ち。個人総合で５連覇の偉業を達成した内村くんは、鉄棒でゾンダーランドがものすごい実施を見せた後の「これじゃあしょうがないや」という感じの表情が印象的だった。それにしても、どうしてあんなことができちゃうのかしらねぇ。人体のポテンシャルってすごい。

そのあと、ついつい見ちゃったのが「米沢守の事件簿」。前にも見て、誰が犯人かも分かってるのに、それでもやっぱり面白いんだよねぇ。

映画の途中でようやくほどき終わって、あらためて織り始める。模様にはもうだいぶ慣れたので、左右の端にも気をつけながら、慎重に、慎重に。それでもやっぱり、先生のサンプルに比べると１段が高すぎるというか、同じ太さの糸で同じ柄を同じように織っているはずなのに、ひとつの模様が大きいのよねぇ。筬でキュッキュッと押さえる力が先生より弱いのかしらん。先生より私のほうがずっと力持ちのはずなんだけど。

お風呂でテレビをつけたら、NHK で不定期の「おやすみ日本」をやっていて、早く寝なくちゃと思いながら、ついつい見てしまった。いつもながら、ゆるゆるな感じが面白い。

接近中の台風を心配しながらも、そんなまったりした１日でありました。