まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

膝の上のデザート

maru992005-09-10

朝から洗濯や掃除にバタバタと動き回り、10時ちょうどに歌舞伎座のチケット予約サイトにアクセスして順調にチケットゲット。読み終えた3冊目の本は文楽に関するもので、とっても感動的だったので久しぶりに文楽が観たくなり、国立劇場のチケットセンターにも電話をしてみる。ずっと通話中で、つながるまでに30分ぐらいかかった。一部二部通しのチケットを取れる日はもう残り少ないという。このところの文楽の盛況ぶり、うれしい限りだ。最高齢の玉男さんが休演なのは残念だし心配だけど…。


正午近くの電車で大泉学園に向かう。ちょっと遅れてしまい、他のメンバーはすでに描き始めていた。Wさんが何か月も試行錯誤を重ねるうちに当初の印象からは想像もできないほど劇的な変化をとげたひまわりの絵がめでたく完成。イギリス/アイルランド旅行から帰っていらしたばかりの I さんも、筆の代わりに指を使う技法に挑んだ樹の絵がほぼ完成。女3人が描きながらあれこれとオシャベリしているのを気にする様子もなく、Bさん (♂) は素晴らしい集中力でシンプルなボトルのデッサン。私の猫の絵は、とりあえず猫はなんとかなってきたので、今日はずっと背景のランプを描いていたのだけれど、ガラスの部分の透明感がなかなか出なくて、最後は結局、鄭さんにヘルプしてもらっちゃった。すごいなぁ。あっという間にのっぺりと平面的にくすんでいたランプが透明感をもってクッキリと立体的に浮かび上がってくる。「もっと緻密に描きこむこともできるけど、ランプはあくまで背景だからこの辺で」 と鄭さん。この辺で、と抑えたレベルでこれだけすごいのね〜。


ティータイムには、私が焼いていたラズベリーのケーキと、Wさんのご親戚が作っていらっしゃるという巨峰とマスカット。この2種類の蒲萄がビックリするほど1粒1粒が大きい上にと〜っても甘くて実がしっかりしていて、「こんな美味しい蒲萄は食べたことがないっ!」 とメンバー全員で大絶賛。


6時半頃に一応終了。いつもなら鄭さんとBさんが帰った後も残りの3人は7時8時まで描いていたりするのだけれど、たまたまWさん I さんは絵が一段落したところだし、私も仕事が待っているので今日はお開き。一刻も早く仕事を始めなければ、というほど急いでいるわけではないので、すっかりおなじみになったイタリアンのお店でちょっとリッチな夕食。たわわな蒲萄を2種類ともお土産に頂いて、ズッシリ重くなったバッグを抱え、寄り道をする気にもならずにまっすぐ帰宅したけど、それでも到着は9時半ちょっと。「女王の教室」 はしっかり録画中、と赤いランプがついているのを確認して、ふと番組表に目をやると、ん? 野球の後? ひょっとして放送時間がズレてる? 延長の設定にしてないぞ。テレビをつけてみると、案の定30分遅れで始まったばかりだった。録画が途中で切れてしまうので、仕事はひとまずおいておいて、リアルタイムで見る。ちょっと展開があざとくなってきたなぁ。せっかくキャラクター設定がすごくいいんだから、展開でガッカリさせないでほしい。


さて、仕事仕事。2時間ほど集中したところで、ドッと疲れを感じてリタイヤ。無理のきかない身体になってるねぇ。