まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

新年会

また咳き込んで目が覚めた。ううむ。たいして熱も出なかったのに、風邪がなかなか抜けないのは年のせいだろうか。


10時から加藤健一事務所のチケット予約。ここはいまだに電話予約1本なので、リダイヤルリダイヤルの繰り返し。5分すぎぐらいに規制がかかる。歌舞伎座のチケット予約等でかかる規制にはない 「ただいま原因を調べておりますので」 というひとことが入るのは、電話局にとってはマイナーな存在だからかしらん。幸い10分までは経たないうちにつながって、無事に千秋楽のチケットをゲット。


マンション管理組合の理事さんたちへの通知を作成。管理会社から送られてきた 「マンション管理セミナー」 の案内を回覧するためと、枯れてしまった植栽をどうしたらいいかという当面の問題。ついこの間は、町会から小学生の子供がいる家庭のみ防犯パトロールに参加してほしいという要請があったので、パトロール用の腕章をエントランスに置くために理事長の許可がほしいという連絡があった。いざやってみると、いろいろあるものだなぁ。面倒な問題が起こりませんように、と願わずにいられない。


1時すぎの電車で浅草に向かう。今年11月の同窓会で幹事代表を務めるJ君と、会場となる浅草ビューホテルで2時に待ち合わせ。鼻がずくずくしてきたので、途中で小青龍湯を買う。以前、事務所で同じ状態だった時に後輩がくれた薬で、よく効いたので、それからずっと頼りにしている。仲見世の人ごみがすごかったので雷門の方から回ったら、こちらも観光客でいっぱいで、まるで渋谷のセンター街みたいになかなか進めない状態。10分ぐらい前に着くはずがギリギリになってしまった。人ごみを歩くのって疲れるわ〜。


応対してくれたのは 「営業部 特別販売 支配人」 という肩書のオジサマなのだが、どうも話の様子がおかしい。26階の眺望のいい部屋を勧めてくれたのだけれど、「ちょうど今、上でブライダルフェアをやっているので」 って、結婚式じゃないってばっ! 勘違いと分かると、オジサマ、みるみる顔が赤くなって、「失礼しましたっ!」 と立ち上がって最敬礼。いやぁ、もうおかしくておかしくて。まさかJ君とカップルと思われるとはねぇ。


出席者の人数がまったく読めないので、一応は前回の約70人を前提として、もし大幅に下回った場合に料金が割増になるかどうかが一番心配だったのだけれど、何人であれ割増は一切ないとのことなのでひと安心。他にも現時点で思いつく限りの質問にはすべて答えてもらい、会場を見せてもらって、人数さえ十分に集まればいい同窓会にできそうな予感。楽しい勘違い以外はすべて順調で、初回の打ち合わせは40分ほどで終了。


夕方には中学時代の恩師の家で幹事の面々と新年会の予定で、「先に行ってるから終わり次第すぐ来いよ!」 というメールをもらっていたのだけれど、「小腹が空いたからちょっと寄っていこう」 とJ君が言うので、浅草六区の 「戸風炉」 という居酒屋で、蕎麦せいろでちょっと一杯。小1時間で店を出て、東武動物公園に向かう。浅草からほぼ1時間。恩師の家に着く頃にはみんなもう集まっていて、「遅いよ〜!」 とブーイング。「2人で花やしきで遊んでたんだろう」 なんて言うから、結婚式の打ち合わせと間違われた話をしたら大爆笑。テーブルの上ではすでにすき焼きが始まっていて、1枚ずつ紙にくるまっているような高級なお肉がバンバン出てくる。もてなし好きの恩師はちっともじっとしていなくて、庭の畑から寒ちぢみのほうれん草や市販のものより太い水菜を採ってきては、「そこらで売ってるのとは一味違うからたくさん食ってけ」 とご満悦。これが本当に美味しくて、ほうれん草なんか生で食べても甘みがあってビックリ。メンバーのひとりが出張先の北海道から送ってきたタラバガニも出てきて、すっごい豪華。オニギリも20数個があっという間に消えていく。おまけに私たちが集まってるときいてケーキ屋さんのケーキ10数個を差し入れてくれた人もいて、お酒を飲み鍋をつつきながらケーキを箸で食べるという…(私はさすがにケーキはパス!)。お酒の量もハンパじゃなく、私たちが着いた時にはすでに相当の量の缶ビールと缶チューハイが空になっていたのに、恩師の秘蔵の焼酎が5〜6本に日本酒も何本かあいていた。10人ちょっとで約5時間。飲み過ぎだって〜。私は風邪気味のせいかあまり飲む気になれなくて押さえ気味。途中でまた鼻がズクズクしてきて、奥の席だったので水をもらいに行くのも面倒くさくて、ビールで小青龍湯を飲んだところを胃痛持ちのT君に見つかって怒られちゃった。終盤になって、「そういえばお前のケーキは?」 と思い出した奴がいて、「まだ入る?」 ときいたら、「当然じゃん!」 「早くぅ!」 って大騒ぎ。人数分に切って出したらあっという間になくなっちゃった。新しいオーブンで初めてのケーキだから不安だったけど、とてもしっとり仕上がっていて、上出来。「今日はお土産のケーキないの?」 って、そんなにいつも大量に焼けませんってば。みんなもういい年なのに、集合写真となるとソファーの上で折り重なるように大はしゃぎ。中学時代とほとんど変わりがないんだもんなぁ。だからこそ楽しいんだけど。



おひらきは10時半すぎ。帰りも北千住まではJ君と一緒で、すっかりできあがってるJ君、眠そうな目をこすりながら、「いい同窓会にしようなぁ」 と何度も何度も繰り返す。そうだね。頑張ろうね。


自宅の最寄り駅に着いたら小雨が降っていた。折りたたみの傘を持っててよかった。J君、傘あるかなぁ? 帰り道にまた鼻がズクズクしてきた。うっとうしいなぁ。お風呂でじっくりあたたまり、小青龍湯と咳止めの両方を飲んで寝る。あぁ、今日も食べすぎ〜。