天気予報の通りに朝から雨。しばらく降らずに乾燥していたから喜ぶべきとは思うものの、区内の警察署に行く必要があるので、雨の中の外出はちょっと気が重い。事故の日に着ていたキルティングのコートはダウンより重量があるため、脱ぎ着が不自由だったこともありあれ以来避けていたのだけれど、右腕の上げ下げがだいぶ楽になってきたし撥水性もあるので、久しぶりに着てみることにした。靴も普段のスニーカーは雨に弱そうなので、合皮のリーガルを履こうとしたら、スニーカーより硬めのせいか、右の足首がちょっと痛い。
約束は10時。余裕を持って9時過ぎのバスに乗ると、雨のせいか利用者が多くいつもより時間がかかり、かえって時間調整の必要なく、千代田線でちょうどいい時間に警察署のある駅に到着。駅からは徒歩で数分。警察署に足を踏み入れるなんて初めてだからドキドキしつつ、中に入り受付に向かうと、一気に視線が集まり、注目されて緊張が高まる。交通課の担当者の名前を告げて取次ぎをお願いし、案内された交通課に向かうと、すぐに担当者が出てきてくれて、これまで電話でしか話したことがなかった方と初めての対面。
聴取はどこかの部屋で行うのかと思いきや、カウンター越しに、私は通路に用意された椅子に腰掛け、担当者は室内で、ノートパソコンを挟んで向かい合う形。人通りが結構多いので最初は落ち着かなかった。
「では、これから被害者供述調書の録取を行います」と担当者。あ、私って被害者なのか。交差点での接触で、双方ともに安全確認を怠った結果だから、加害者・被害者という認識がなかった。事故の経緯をあらためて詳しく訊かれ、その内容を担当者が入力していく。必要事項の記入漏れを防ぐためなのか、いわゆるテンプレのようなものがあらかじめ用意されているようで、それに沿って進んでいく。正直、事故の瞬間に自分が道路のどの辺りを走っていたかなんて詳しく覚えていないのだけれど、目撃者から自転車は横断歩道を渡っていたという証言があったという。事故の際に通りがかりの方々に助けていただき、特に相手方との連絡先交換などをテキパキとしてくれた方にとても感謝していて、もし連絡先が分かるようならお礼がしたいとお願いしたところ、個人情報保護の観点から連絡先は伝えられないとのこと。残念。
この調書は交通課の上司を経て検察庁に送られ、担当検事が加害者である相手方に対する処罰を決定する際に参考にするため、事故の現場に土地勘のない第三者にも分かりやすいように詳しい記述が必要なのだと説明を受けた。自分が被害者だという認識がなかったぐらいだから、相手方が処罰の対象になるということも考えていなかったので、ちょっとうろたえてしまった。相手方の自賠責のおかげで医療費を保険会社がカバーしてくれて、自己負担の不安がないことをありがたいと思っていたから。そこで、医療費については保険会社に対応してもらっていることと、処罰は望まないということを明記してもらった。
ひととおり供述を終え、印刷された書面で内容を確認。供述調書というのは私が主語ではなく、担当者が聴取した内容を読み聞かせ、齟齬がないことを確認した、という証拠に署名捺印するものなのね。押印が下手っぴいで薄れてしまい、念のため横に押印し直し、手続は終了。特に何もなければ今後、警察からこの件で連絡がくることはないそうで、「くれぐれもお大事に」とお気遣いをいただき、お礼を言って警察署を出たのが11時過ぎ。約1時間。
駅前には、年末に枕のメンテで訪れたショッピングセンターがあり、その中にあるダイソーでは近隣の店舗でなくなっていた100枚入りのA4コピー用紙が普通に棚に並んでいたので、2パック購入。そのあとスタバでひと休みしてから千代田線で移動すると、幸い雨が止んでいた。手織教室の前によく行くサイゼリヤでランチ。2階に上がるのがちょっとしんどい。いつもの若鶏のディアボラ風とライス。
階段を下りるのが上がるときよりしんどかったけれど、手すりをつかってゆっくり下りて、スーパーで買物を済ませてバスで帰宅したのが14時過ぎ。折れた鎖骨の辺りはもうそれほど痛みがないのに、どうして歩くのだけこんなにしんどいのかなぁ。
ミラノ五輪のジャンプ混合団体を見て、高梨沙羅さんの涙と笑顔にほっとする。辛い思いをたくさんしてきて、再び手にしたメダル。嬉しいだろうなぁ。
夕食には、カブと人参をルクレでレンチンしてみた。絵の教室のあと I さんと夕食をご一緒した際、ゴボウやカブはめったに買わないという話をしたら、カブはフライパンで焼くと美味しいと教えてもらい、1つだけ買って焼いたら甘くて美味しかったので、今度は3つ入りのを買ってみた。ちょっとレンチンの時間が長過ぎたみたいで柔らかくなり過ぎちゃったけど、十分に美味しい。次回は短めで再挑戦したい。
女子のモーグルやスノボのハーフパイプも見ながらニャンドゥティをチクチクし続けていたら、針を強く握り過ぎなのか右手が痛くなってきてしまったので、針をかぎ針に持ち変え、白と黒の2色でシンプルにただただグルグルとモチーフを編んでみる。これはこれで楽しく、隙間時間のながら作業にピッタリ。

