
図書館で借りた「夜行堂奇譚」の上下巻を読み終えたものの、内容もこれで完結ではないはずだと思ったら続巻があることが分かり、早速予約をして届いたと連絡があったので、一緒に借りてまだ読んでいなかった「時空旅人」の月岡芳年特集も合わせて3冊をバッグに入れてコメダ珈琲へ。「血みどろ絵」「無惨絵」と称される種類の作品ばかりではなく、大胆な構図や絶妙な一瞬を切り取った表情など、見どころ満載。彼が数多くの作品を残した彰義隊にまつわる歴史も詳しく解説されていて、彼らの遺骸に対する新政府軍の扱いが酷すぎて憤りを感じた。もっとも、歴史というのは常に視点を変えるとまったく別の見方ができたりするから即断はできない。
たっぷり時間をかけて芳年の世界を堪能したあと、アリオに足を伸ばしてオカダヤへ。モノクロのグラデーションの毛糸がほしかったんだけど見つからなかった。そのあと業スーでクルミを買おうとしたのに、こちらも在庫切れ。ついてない。
図書館に寄り、3冊を返却し「夜行堂奇譚」の弐巻を受け取る。上下巻は文庫本だったのに弐巻は思いがけず分厚い単行本だった。
帰宅後、夕食は適当に済ませ、ひと息ついてから、ソーイングタイム。昨日織り終えたモノクロの織地の両端をミシンでほつれ止めしてから、その大きさに合わせて裏地にする黒い生地をカットし、縫いしろ部分を折ってアイロンをかける。ミシンで仕上げれば早いんだろうけれど、縫い目を外に出したくないので、手縫い(まつり縫い)で織地と裏地を縫い合わせる。この作業は、時代劇チャンネルでの放送を録画しておいた幸四郎版の鬼平の「凶剣」を見ながら進めた。ドラマの終了後にアフタートークがあり、幸四郎を囲む面々の仲の良さが伝わってきた。今回のゲストだった内藤剛志さんがオフの間にとにかくよく喋るそうで、ドラマでの印象とだいぶ違うのね。
まつり縫いが終わり、パソコンのキーボードカバーが完成。裏を見ながら縫い終え、表に返したら、織地に歪みがあるのか、モノクロのマス目が端っこ1箇所だけ斜めになってしまっていてがっくり。あと、1箇所だけ白いマスが大きいことにも気がついた。でも自宅で使うだけで誰かに見せるわけじゃないからノープロブレム。写真では、その部分をめくってキーボードを見せることで隠している。

次は、手織教室のメンバーにいただいたインドシルクを単色で透かし織りのマフラーを織りたい。そこで、英文のハックレースの本を参考に、あまり使いそうにない茶色のコットンで試し織りをすることにした。模様がちゃんと出るかどうか確認できれば十分なので、経糸は30本のみ。途中からは「オードリーのオールナイトニッポン」を聴きながら、結構がんばったんだけど、やっぱりうまくいかない。組織図を描くことができるエクセルのマクロで試してみると、たしかに本の通りの織り方でそれぞれの模様になるはずだし、織った部分を本の写真と比べてみても、糸の並び方は間違っていない。ただ、経糸が5本ずつキュッと寄るはずなのに、そうならずにただ縦まっすぐのまま。何がいけないのかなぁ。むずい。