8時前に自然に目が覚め、体温と血圧を計ったのに、布団の温もりに抗えずにいるうちに二度寝をしてしまい、次に目が覚めたのは10時すぎ。まぁ、何も予定がない日だからいいんだけども、早寝早起きの難しさよ。
WOWOWでの放送を録画しておいた三谷幸喜さん作の文楽「人形ぎらい」を観る。劇場で観たい気持ちもあったのにチケットを取り損ねた公演。Marionette Misanthropy と英語でのタイトルも付いていて、恥ずかしながら長年翻訳をしていてもmisanthropy という単語は知らずにいた。人間嫌い、厭世、人間不信などの訳語が当てられ、人間全般に対する嫌悪や不信を意味するとのこと。「人形嫌い」ではなく「人形ぎらい」とあえて平仮名にした意図はネットで調べても分からなかった。
文楽人形は頭(かしら)によって性格付けが決まっていて、憎まれ役ばかり回ってくることに腹を立てた人形が不満を爆発させる。二枚目役の人形はネズミに顔をかじられ、修復後の顔は二枚目に程遠く、失意のあまり失踪。彼の恋人役の人形がそれを追っていく。劇場から街に飛び出した人形たちの大冒険。スケボーまで起用に乗りこなす。人形遣いさんたちも大奮闘。三谷さんはもともと自分の作品によく登場するけれど、今作でも三谷さんそっくりの人形が出てきて、それがとってもいい出来。三谷さんの文楽への熱い想いが伝わってきて、とても楽しい作品に仕上がっていた。これが三谷文楽の第二弾。第三弾があればぜひ劇場で観たい。
そのあとEテレで神田松鯉さんの講談「大高源吾」を聴く。歌舞伎の「松浦の太鼓」と同じ部分と違う部分があるのが興味深い。
さらに大晦日に放送された中村屋ファミリーの密着スペシャルを録画で見る。七之助の結婚披露宴の様子をはじめとして、勘九郎の二人の息子の成長ぶりや、七之助が玉三郎から教えを受けた役の数々など盛り沢山で、片岡亀蔵さんの訃報にもふれていた。歌舞伎座から足が遠のいている今でも、歌舞伎が好きじゃなくなっているわけではなく、思いはある。30年以上も観続けてきたんだもの。

他にも、まる子&サザエさんや「ふてほど」こと「不適切にもほどがある」の新春スペシャルなどを見ながら、夕食はありものでお鍋。ある程度の具材があればどうにかなってしまうのがお鍋のいいところ。
あれこれ見ながら、今日はほぼ終日、ニャンドゥティをチクチクしていた。習い事を掛け持ちしているものだから常に自転車操業で、新年最初に教室がある油絵が一段落したあと、ニ番目にワークショップがあるのがニャンドゥティ。これも目指すところまで終わったら、次は三番目の手織教室の日までに織りを進めないと。楽しいけど忙しい~!