まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

左目の手術

8時にセットしたアラームが鳴る前に目が覚め、入院の支度をチェック。食事を済ませ、前開きのスウェットと裏起毛のパンツにコートを羽織り、10時に散瞳薬を点眼してから徒歩で病院へ。入院手続きをしてから4階の病室へ。無印の前開きスウェットはホックが金属なのでNGとのことで、手術着を借りることになった。前開きならいいと言われたし、レントゲンやMRI/CTの予定もないから大丈夫だと思ったのに。このために無印で買ったのにー。次回のために別の前開きを探さないと。

身長・体重測定。身長は縮み、体重は増えていた(想定内)。夏の入院時とは階が違うものの同じ4人部屋で病室内のベッドの位置も同じ。手術着に着替え、体温と血圧を測ると、朝は100ちょっとだった血圧が130台に上がっていた。手術中に投薬が必要になった場合に備え、生理食塩水の点滴でルートを確保。針を刺すとき、ちょうどいい血管が見つからない、と看護師さんがこぼしていた。なんだか申し訳ない。

12時を回り、同室の方々が昼食を食べ始めた頃に車椅子で手術室へ。持参したタオルが首に巻かれ、心電計のパッドや酸素濃度計などが取り付けられ、緊張が高まりつつあるところへ「こんにちは~」と優しげな声。かかりつけの眼科の院長先生が執刀してくださる。左目を開いた状態が透明フィルムで固定され、水晶体再建術と眼内レンズ挿入術がスタート。4つの光の点を見続けるように言われ、それらの点の形が様々に変化する。何度となく洗浄液がかけられるのが心地よく、目の中の組織が吸い出されているという感覚はないまま、視界にキラキラとした曲線が映り、あぁ今レンズが入ったんだな、と分かった。フィルムをはがしたあと、眼帯がガーゼで固定され、あとで鏡を覗いたらゲンコツ大にぽっこりとふくらんでいた。おどろおどろしい彩色をしたらお岩さんのメイクができそう。

手術中にクラシック音楽が流れていたのだけれど、緊張していたのか、なんの曲だか分かるほど集中して耳を傾ける余裕はなく、終わって退出するときには「月光」に変わっていた。

車椅子で病室に戻り、1時間は安静にしているように言われ、横になっていたら眠ってしまった。起こされたのは13時半すぎ。昼食の取り置きが14時までだったので、ギリギリの時間。無塩のロールパンもクリームシチューも温め直されていて、コールスローサラダも付いていて、美味しかった。

点滴の針が抜かれ、持参したトレーナーの上下に着替え、あとはもう自由時間。ド近眼の片目だけで無理なくできることはないかと考え、太いグレーの毛糸で、ソファの座面の幅に合わせ、約148cm分の作り目をしていった。そこに同じグレーの毛糸で長編みを1段。その後は白とネイビーで1段ずつ。どんどん編んでいったら、グレーと白の毛糸を使い切ってしまった。ほんの3時間足らずで終わってしまい、がっくり。もっとたくさん毛糸を持ってくればよかった。2週間後に右目の手術をするときも同じように時間を持て余しそうだから、追加の毛糸を多めに用意し、続きはまた病室で編むつもり。

今日のあれこれを手帳にメモし終えた頃に夕食。そのあとはもうやることがない。前回は、スマホに1日の出来事を入力するにも右手が不自由でやたらと時間がかかったし、そもそもしゃっくりが止まらずのんびりできる状態ではなかったから、時間を持て余したという感覚はなかった。同じ入院でも前回と今回では大違い。

10時の消灯後、比較的スムーズに寝入ったものの、お隣りの方がポータブルトイレで用を足す音で目が覚めたのが零時近く。その後はなかなか寝付けず、斜め前の方からは大きなイビキ。向かいのベッドからはヒソヒソ声が響き、看護師さんと話しているのかと思ったらそうではなく、徐々に声が大きくなり、誰かに話しかけているようだったから、まさかこんな時間に電話? と思ったけどそうでもないらしい。「ガーガーとイビキがうるさくて」とか「帰ってもひとりだし」とか「食事を届けてくれるサービスを使ってみようかなぁ」とか、ハッキリ聞こえ、とても寝言とは思えないから、起きていてひとりごとを言っているらしい。いろんな人がいるなぁ。結局あまり眠れなかったけれど、まぁ、ひと晩だけだから。

(点滴の針が刺さった腕の写真と眼帯の写真も撮ったけど、自粛)