夕べ夜ふかししたので朝はゆっくり。昨日の雨がやんでも気温は上がらず、すっかり秋めいてきたので、長かった酷暑の間、接触冷感のひんやり効果で安眠をもたらしてくれたエアリズムのシーツを外し、ふんわりとした肌触りの春秋仕様のシーツに交換。寒くなってきたらもう一段階、冬用の控えもある。
また、この夏はエアコンを例年以上に酷使したし、自動クリーニング機能に頼ってほとんどケアをしてこなかったので、生協を通じてプロにクリーニングを依頼したところ、今日の午後に連絡が来て、最速の11月6日に作業をしてもらうことになった。寝室のエアコンは使用頻度も時間も格段に少ないので、今回はひとまず見送り。

六角もじりの織り方は一応、把握できたつもりなんだけど、少しでも問題の本に掲載されている作品の写真に近づけるため、経糸の色に近い綿糸(結束糸)と、裂き織りの布の代わりに入れる3段の部分用に同じ結束糸の中からピンクを選び、その2色を緯糸にして織ってみた。グレーもピンクも濃いめなせいか思ったよりエグい配色になってしまったけれど、写真に近い織りになったので、六角捩りの実験はこれで終了。
そう思って織り機からはずしてみたら、あれれ? はずしたほうが模様がくっきり出るはずだったのに、波型の筬で織ったときのように、より平坦になってしまっている。いくつか実験した例を見比べてみると、経糸の中央部分のみを使い、六角捩りだけで進めたものは、それほど平坦になっていない。ということは、上の写真のように六角捩りの左右に平織りを入れているせいで、水平方向に引っ張られる結果、平坦になってしまうのではないかしらん。緯糸にもっとゆるみを持たせれば、水平方向もテンションをやわげることができるかなぁ。あとはやっぱり、糸の素材によるのかも。
夜にWOWOWで「正欲」を観た。近くのシネコンでも上映され、観に行きたいと思いながら、バタバタしているうちに終わってしまっていたのよね。自分を取り巻く社会になじめず疎外感を抱いている、いわゆる(マイノリティ」を新垣結衣さん、磯村勇斗さん ほか4人が数名が演じ、正反対に言わば「日の当たる場所」を歩いてきたがゆえにマイノリティを理解できない検事を稲垣吾郎。彼は不登校の息子の心情も理解できず、妻(山田真歩さん)との関係が破綻していく。「水フェチ」というのがキーワードで、水を描くシーナどれもとても美しかった。ガッキーが職場の同僚に見せる嫌悪の表情も印象的。不登校の小学生がユーチューバーを目指すというのがなんともイマドキ。