図書館で借りたアンソロジーの1冊目を読みたくて、朝からコメダ珈琲へ。青空が広がっているものの、雨雲レーダーによると帰る頃に降り出すようで、とはいえ歩いて行く気になれず、レインコートと撥水クロスをバッグに入れて自転車で向かった。
「大逆転」と題したアンソロジーに収録されている6篇のうち、前半の3篇を読み終えた。そのうち3つ目の一穂ミチ作「ピクニック」が特に印象に残った。
ダイソーに寄り、真っ白、ベージュとライトパープルの紐を買ってみた。帰宅後、2つの信玄袋にそれぞれ当ててみたところ、グレーと白の織地のほうに緯糸と同じ白を合わせると、なんとなく収まりが良すぎてつまらない気がする。ベージュとライトパープルはどちらの織地にもイマイチだから、3本とも今後のためにストックだな。
予報の通り雨が降り出し、自転車のカゴに撥水クロスをかけて荷物をカバー。レインコートは自転車用じゃなかったのでジーンズの腿のあたりが濡れてしまい、駐輪場から玄関までの間に膝下まで水が垂れてくるほどだったけれど、まぁ、想定内。
濡れたものの始末などをしてから、まず「星野源のオールナイトニッポン」と「安部礼司」をラジコのタイムフリーで聴いてから、WOWOWで「バカリズムライブ番外編」の「バカリズム案」9と10を続けて見たあと、録画してあった「ドキュメント72時間」をはさみ、20時からWOWOWで映画「八犬伝」を見た。役所広司さんが滝沢馬琴を、内野聖陽さんが葛飾北斎を演じ、八犬伝の中身の虚の部分と執筆にまつわる実の部分が入り混じる構成。CGを駆使した虚のほうはかなり駆け足だったこともあり、正直あまりピンとこなかったけど、馬琴と北斎のやり取りや、馬琴が目を患ったあと、先立った息子の妻(黒木華)がろくに漢字も知らないのに必死で口述筆記を努める場面は良かった。

聴きながら見ながら、釘を打ってある木枠に白の綿糸で経糸を張り、ネットで見つけた画像を参考に、まったく決まりのないフリースタイルの織りを始めてみた。縦横だけで曲線は使わずに構成していて、色を変える都度、糸を切って糸始末をすべきなのか、切らずに裏でつなげたままのほうがいいのか迷い、とりあえず切らずに始めてみたのだけれど、多色なので、それぞれ小さな杼に巻いた糸が絡んでしまいがち。進め方、要検討。
そのあと、ニャンドゥティも少し進めてみた。花瓶の下部にも上部と同じ横線の模様が入るので、上部と同じように土台の糸を張る。花瓶の花模様の部分も土台の糸を張ろうとしたんだけど、花は赤にしたくて、土台の糸を何色にすべきか決めかね、ひとまず保留。
お風呂を済ませてから「オードリーのオールナイトニッポン」をリアタイで聴く。若林さんがとある検査で引っかかり、看護師である奥様に話したら深刻な顔で早く再検査に行くように言われ、不安にかられつつMRIを撮る際、なぜか急に怒りが湧いてきたと話していた。結果的になんの問題もなかっただけに笑いを交えたトークだったものの、その怒りはおそらく万が一、深刻な病気だったら、と考えた末の不安からくるもので、私よりずっと若いし2人のお子さんもまだ小さいから、なんで俺が、という思いだったんだろうなぁ、と考えると、なかなかに深い。