夕べの着信に続き、早朝にまた板橋警察署から電話があったようで、今度はメッセージが録音されていた。「刑事課の◯◯です」と名乗り、連絡がほしいと。すぐに電話をしてその方につないでもらったところ、伯母から譲り受けた家作の2階にもう何十年も住んでいた方が亡くなっていたという。「亡くなった」ではなく「亡くなっていた」。生活保護の担当者が訪問してようやく発見されたそうで、何ヶ月も経っていたらしい。賃料振込の領収書で私の連絡先が分かったとのこと。毎月欠かさず振り込まれていたから、私がこまめに記帳して入金を確認していたら、もっと早く対処できたかもしれないのに…。申し訳ないという思いと、同じひとり暮らしの身として他人事ではないという思い。遠方に妹さんがいるそうで「今後の処理に数ヶ月かかると思うので、ご了承ください」とのことだった。1階の店舗のほうの店子さんに影響がないといいのだけれど。
しばらく沈んだままでいたのだけれど、ずっとそうもしていられないので気持ちを切り替え、まずはコメダ珈琲へ。図書館で借りて昨日読み始めた芦沢央さんの「雨利終活写真館」の続きを読み終えた。思いがけない店子さんの件に続いて終活の話。私も本気で考えないとなぁ。
明日の絵の教室には、Wさんの新居に訪問した際に手土産に持参したココナッツラムマフィンをまた作っていくことになったので、その材料を買って帰宅。でもその前に、とティームと同様に引退を表明しているシュワルツマンの対モンフィス戦をWOWOWのオンデマンドで観る。シュワルツマンも初戦突破ならず、セレモニーが行われた。特に怪我はなかったようだけれど、長いこと勝てずにイップスだと話していたのよね。「小さな巨人」と呼ばれ、シュトルフとのダブルスでも楽しませてくれたのに、寂しくなっちゃうなぁ。
ココナッツラムマフィンはレシピの4倍の分量で、大小のシリコン型を使い、それぞれ13個ずつ。教室で大小1個ずつを5人分と、お持ち帰り用に大1小2で4人分。ちょうどいい数だけできて良かった。
さらに、Wさんから今年もぶどうがたくさん届き、少しでも長く美味しいままで保存できるよう、房から1粒ずつ枝を少し残して切り分ける作業にいそしむ。以前は房が入っていた袋にそれぞれ戻していたけれど、今年は1房分ずつストックバッグに入れてみた。野菜室は、同じようにストックバッグに入れた玄米&白米とぶどうでいっぱい。
全米オープン2日目の第1試合にダニエル太郎対スクールケイト。試合開始の1時間後には「星野源のオールナイトニッポン」も始まってしまい、オードリーの2人とサトミツさんをゲストにガストから生放送というユニークなスペシャルウィークだから生で聴きたくて、耳はラジオ、目はテレビでテニスを音なしで観戦。太郎ちゃん、2セット連取したのに逆転されてしまったー!
ラジオが終わったあとに大坂なおみ対オスタペンコの試合が始まり、これはもう、観るしかないでしょ、と最後まで。なおみちゃん、快勝!
もうすっかり朝方だったけれど、寝る前に、合掌。