暑い暑いと言っているうちに葉月の始まり。今年の猛暑は長月を超えて神無月まで続くという話もある。おそろしや~。
もうずいぶん前に、とある法分野の専門書の英文和訳を章別に何章か依頼された案件があり、それを下訳として、専門家ばかりの研究会で検討・監修した上で出版するという話だったのがコロナ禍で研究会の開催が難しくなり、しばらく延期せざるを得ないという連絡がきて、それっきりになっていた。担当者とはその後もかろうじて年賀状のやり取りだけが続いていたところ、久しぶりにメールが届き、ようやく前半部分の出版が決まったとのこと。もとの原稿からは大幅に変わっていることをご容赦くださいってわざわざ書いてくれているのだけれど、そこは最初から下訳という話だったから当たり前。これから後半の作業をするのかなぁ。また依頼が来るのかどうなのか。そして出版される本は果たして1冊もらえるのか、それとも自分で買うべきなのか。その専門書の原本が出版されたのはもう何年も前。原文なら出版直後からネットで参照できていたから、翻訳にこれだけ年数がかかってしまうとどうなのかしらねぇ。
ホットヨガはプログラムとの相性が悪くてパスしてしまい、小さなスクエアのキャンバスに塗った下地が乾いたので、百合の花のつぼみと葉の部分に彩色。つぼみは全体的にライトグリーンで、白い部分や赤みがかった部分もあり、その微妙なグラデーションと丸みを出すのが難しい。葉は、前に描いた菖蒲や紫陽花の絵と同じように、色をのせてから楊枝の頭で絵の具をかき取り、線を描くことで葉脈を表現。すべてのつぼみと葉に彩色し終えるまで5時間近く。気がつけばそれだけの時間が経っていた。
ひと息ついて、五輪の女子バレー。日本はブラジルにストレートで負けてしまった。テニスは、前回の東京で金メダルを獲得したズベレフがムゼッティに敗れ、ルードがオジェ・アリアシムに敗れるという、いずれもランキングと逆の結果になった。
観戦しながら、ニャンドゥティのドイリーをまず木枠ごと水洗いしてから石鹸の泡でやさしく洗い、タオルで水気を取ったあと、ボンドを水で薄めて糊付け。アワアワな写真と、糊付け後の写真。まだ湿っているので糸の色が濃く映っている。このあと自然乾燥させてから、布からはがせば完成。
ジョコビッチとチチパスの対戦と、マレー&エバンスのダブルスも観たいんだけど、絵の集中したせいか疲れてしまい、寝ちゃうことにした。テニスは今回、地上波でもBSでも放送がなく TVer のみだから、録画できないのがつらいところ。