波型シャトルを使って進めている手織り。前回、織り機からはずした途端に波型の模様がすっかり消えてしまった織り方は、シャトルの位置を横方向にすこしずつずらしながら織り進めるもので、シャトルのカーブの幅が1段分の高さになるため、スイスイと早く進む。でも今回は、少しでも模様を定着させるため、シャトルの位置を固定してかなりの段数を織り、位置を変えてまたそこで固定し、という進め方なので、前回に比べると時間がかかる。また、波型シャトルは、カーブの凹凸によって経糸の密度が変わり、キュッとしまって密度が高い部分と、経糸がまばらにばらける部分ができてしまい、それを強引に均等にしようとすれば、せっかくできた波型の模様が平坦になってしまう。シャトルの位置を固定する織り方に変えたら、徐々にシャトルの位置を変えていても、経糸が中央に集中し、左右の端はまばらになってしまった。やっぱり波型シャトルは難しい。
録画とTverの配信とで、この1~2週間の間に見逃していたたくさんの番組をカバーしながら、午前中から日付が変わるまで、短い休憩をはさみながらひたすらせっせと織り続け、どうにか最後まで織り終えることができた。
どうか模様が残ってくれますように、と祈りながら織り機からはずしてみると、ほぼイメージ通りに残ってる! でもやっぱり経糸がなぁ…。スヌードに仕立てたらなんとかなるかしらん。
織りながらあれこれ見た中で、まる子は「春夏秋冬の原作まつり」だそうで、真冬のお話。35年分のストックがあるんだから、せめて季節は合わせてほしいなぁ。
最後に見たのが「怪物」という邦画。高く評価されている作品だけれど、正直、あまりピンとこなかったなぁ。子どもたちの演技はとても印象的で、特に、星川依里役の柊木陽太くん! 引っ張りだこだねぇ。