まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

表参道へ

今日から6月! 水無月の始まり。早いなぁ。

先月半ばに枕のメンテナンスをしてもらいに行ったとき、6月1日・2日にお店の感謝祭があるのでぜひ、と誘われ、適当に理由をつけて断っちゃっても良かったんだけど、たまたまお店の近くのギャラリーで開催される絵の先生の3人展が6月1日までなので、だったらちょうどいいか、とお誘いを受けてしまった。11時ちょうどに来てくれたらピタリ賞と言われ、だからってそれを狙って行くのもなぁ、と思いつついつも通りちょっと早めに着いたら、なんのことはないビル全体の営業開始が11時で、入口に待っている人が数人。オープンと同時に入ってお店に向かうと、いつもはシックな店内が紅白の幕で飾り立てられ、ピタリ賞としてキルフェボンの焼き菓子をもらった。続いてルーレット。実際にカジノで使用されているものと同じものだそうで、もうひとりのお客様が先に回し、スイーツの詰め合わせをゲット。私の番が来て、入浴剤以外ならなんでもいいや、と思いながら回したら、まさかの入浴剤ゲット。く~っ。他にもスタバから希望の飲み物を届けてくれたり、お菓子もついてきたりと至れり尽くせりだったんだけど、それで終わるはずはなく、お楽しみの後には「おすすめ商品の体験」タイム。電位・温熱治療器を買ったときに、その上に敷いて使うモコモコのパッドが付いてきたんだけど、それよりずっと快適だという最高級のムートン。夏でもムートンは涼しいって言うんだけど、イメージできないなぁ。毛足が長く、たしかに気持ちがいい。分割でも利子や手数料はかからないって言うんだけど、だからって月1万5千円で5年間って、とんでもなーい! 他にもあれこれオススメされたけど、どれも立派なお値段なので、「さすがに無理」と繰り返すしかなかった。

ずっしりと重い入浴剤の詰め合わせを手にギャラリーに向かうと、思いがけず絵の先生がいらして、用意していったおつまみ系の手土産をお渡しした後、もしよかったらこの入浴剤も…と見ていただいたところ、息子さんがとても喜ぶと。良かった!

耳をテーマにした3人展は、それはそれは不思議な世界。耳って、本来の位置にあれば明らかに身体の一部だけれど、耳だけが切り離されていると、まるで単独で生きていて今にも動き出しそうにも見えるし、じっとそこにとどまったまま永遠の時だけが過ぎていくようにも見えてくる。絵の中の耳も立体の耳も、手を触れなくても独特な質感が伝わってきて、じっと見つめていると吸い込まれてしまいそう。とても印象に残る展示だった。

せっかく表参道まで行ったのに、他にはどこにも寄らずにまっすぐ帰ろうとして、千代田線の中で急にお腹が空いてしまい、いつものサイゼリヤでラムと野菜のグリル。土曜日の夕方にサイゼリヤに来るなんてめったにないんだけど、相変わらず混んでいた。

帰宅後には、まず夕べ時計とにらめっこしておあずけにした「季節のない街」をTVerで見てから、ずいぶん前に録画しておいたベルリン国立歌劇場のオペラ「ばらの騎士」を観ながら手織を進める。

オペラのあとには「6秒間の軌跡」を見て、お風呂を済ませてから、オードリーのオールナイトニッポン。聴きながらずっと手織を進めていたけれど、もっと頑張らないと終わらなーい!