まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ビーズ刺繍

ホットヨガ3連続の3日めは、12時からの肩こり改善ヨガ。本来はスタジオが水曜日休館なんだけど、明日から年末年始の休業期間なので、今日は臨時営業。これで今月はトータル7回。週2回で4週として8回の目標には届かなかったけれど、体調良好だからよしとしよう。

昨日、思い立ってしまったビーズ刺繍を進めながら「引きこもり先生」シーズン1の1話から5話までと、シーズン2の前後編をイッキ見。自ら引きこもりだった中年男性が教員資格はないものの校長に依頼され、非常勤講師として不登校児のクラスを担当するという物語で、主役は佐藤二朗さん。比企能員のイメージがすぐに浮かぶけれど、役柄は「マメシバ一郎」のほうが近い。不登校児のクラス担任を佐久間由衣さん、スクールカウンセラー鈴木保奈美さん、主人公の母親を白石加代子さん。中学生たちの中には寺田心くんや柴崎風雅くんもいて、つい「大きくなったなぁ」とおばさん目線。

不登校児とクラスメートとの関係や、我が子が不登校児のクラスにいることを受け入れられない母親、不登校児に寄り添う姿勢のない学校や教師たち。さらにシーズン2ではコロナ禍で様々な行事が中止された学生たちの心情も描いていて、いまどきのリアルを感じた。ただ、自分たちで修学旅行や卒業式をやりたいと願う子どもたちの奮闘とその成功というドラマの構成は、1学年に何クラスもあって大勢の学生がいる中で、一部の学生たちだけが修学旅行や卒業式を体験できるのは不公平にならないの? と疑問に思ってしまった。そこが学校運営の難しいところだからねぇ。私自身、専門学校とは言え学校組織の教務課にいたことがあるから、学年単位、学校単位で行事を実行する難しさをよく分かっているもので…。

主人公と同じように引きこもっていた経験を持つ男性を玉置玲央さん。そしてその父親役を加藤健一さん! テレビで拝見するのは久しぶり!!

さらにこれも録画の中から「上意討ち」。遠い昔、二代目尾上松緑とその息子の辰之介が父子で演じた「上意討ち」の印象が今も鮮烈で、それと同じ作品なのかと思ったら、まったく違っていてビックリ。調べてみたら歌舞伎のほうは滝口康彦「拝領妻始末」を原作とする「上意討ち 拝領妻始末」で、今作は池波正太郎「上意討ち」が原作。どちらも「上意」そのものがろくでもないというところが発端で、つい最近再放送された「暴れん坊将軍」でも、上様本人が「無体な上意に従うことはない」と言っていたっけ。

それはともかく、上意に翻弄される二人の侍を尾上松也永山絢斗。無体な殿様を宇梶剛士(さっきまで配役はさん付けだったのに、「松也さん」に違和感があるものだからつい他の皆さんも…)。松也は後鳥羽上皇に続く時代劇の一方、深夜に放送されていた「サボリーマン甘太郎」がネトフリで海外にも配信され、アメリカで人気だそうな。獅童と同じようにユニークな道を爆進中だねぇ。

見ながらビーズ刺繍を進めてみたけれど、まだビギナーのせいか、とってもとっても時間がかかる。でも楽しい。ただ、ここまで進めてきて、花びらの中心部分を白でなく薄いピンクにすればよかったなぁ、と後悔しているところ。青いほうは、白の周りにブルーを入れるつもりが手持ちのビーズにちょうどいい色がなくて中断し、赤いほうを作り始めた。さて、どうしたものかしらねぇ。