まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ドアクローザー

ゆっくり起きて、午後イチにホットヨガ。ヨガビギナーのクラス。苦手なバランスポーズでいつもほどグラグラしなかった。たまたまかな。

帰宅後、図書館に出かけようと支度をしていたところへインターホンが鳴り、モニター画面を見ると隣室の理事長さん。急いで出ていくと、昨日の理事会で議題に上がっていたドアクローザーの件で確認してほしいと。というのは、エントランスのドアクローザーが経年劣化で、本来のゆっくり閉まる機能が働いていない結果、閉まるときにバタンと大きな音が出るため、苦情も出ており交換が必要とのことで、管理会社から報告された見積額が8万数千円。ところが、理事長さん宅でつい最近ドアクローザーを交換したばかりで、2万円程度だったため、その業者にエントランスのドアクローザーについても見積もりをしてもらうということになっていた。その業者が昨日の今日という最速のタイミングで来てくれて、やはり2万円程度でOKとのことで交換してもらったから、たまたま在宅していた私に確認してほしいとのことだった。うちのドアクローザーも新築入居当時のもので一度も交換していないためその業者さんに見てもらうと、エントランスのドアクローザーと同じように本来の機能が働いていないせいで開け閉めのたびにドアの蝶番に負担がかかり、ドアが若干、傾いていると。そう言われてみると、たしかに右下がりに傾いているのが分かる。この傾きがひどくなると開け閉めしにくくなるとのことで、うちのも交換してもらうことにした。車に積んであるから、とその場ですぐに施工してくれて、30分足らずで交換完了。ドアを開いたままにしたいときにはストッパーを使っていたのだけれど、交換後はそれも不要。ドアクローザーにはストッパーの機能もあったのね。また、ドアを閉めるとき、最後はノブを握ってガチャンと閉めていたのがスーッと自然に閉まるようになり、今まではドアが傾いてずれていたせいで閉まらなかったのだと初めて気付いた。家電等と違い、こういう徐々に経年劣化するものは機能不全になっていても気付きにくいのねぇ。それにしても、2万円程度で済むものを8万数千円とは!

当初の予定通り図書館へ。宮部さんの「きたきた捕物帖」を返却し、借りてきたのは安倍さんが表紙の TIME と「出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記」という長いタイトルの本。さらに「こうして私は職業的な「死」を迎えた」というサブタイトル付き。

コメダ珈琲でまず TIME を開く。あの事件がアメリカではどう報道されたのかに興味があったんだけど、事件の詳細や背景にはまったく触れていなかった。

もう1冊のほうはいわゆる業界裏話的な内容で、最終的に出版社との訴訟に至ったほどのトラブルについて赤裸々に語られている。同じ翻訳でも私の業務内容は「産業翻訳」とか「ビジネス翻訳」と呼ばれる分野で、訳者として名前が出ることはないし、印税も発生しない。その点で、この本で問題とされているトラブルとは無縁ではあるものの、やはり同種の業界ということで興味深い。

帰りにスーパーに寄り、いちじくを探す。3件回ったけど、売り切れだったり、やたらと小さかったり。絵の教室用にいちじくのケーキを焼きたいのにー。