まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

映画鑑賞

図書館での予約の順番がやっときて宮部さんの「きたきた捕物帖」の2巻を読み始めたのだけれど、1巻の記憶がおぼろげ。そういうときのために、と読後にメモを取り始めたのは去年からで、1巻は一昨年だったから手がかりがなく、ネットであらすじを読んでもピンとこなくて、このまま2巻を読み進むのはもったいない気がして、あらためて1巻の予約を入れた。それを受け取り、アリオへ。

14時半からの映画も予約してあって、時間がギリギリになってしまったため、フードコートのオリーブチキンカフェでバーガーのランチセットをさっくりと。このカフェの利用は初めてで、チキンも形がユニークなポテトもサックサク。バーガーは野菜もたっぷりな分、縦長で口に入り切らず、上からパクリ、下からパクリ。食べ終えてすぐシネコンへ。忙しい忙しい。

国内で大ヒットを記録したというフランス映画「地下室のヘンな穴」。ヒューマントラストシネマでも上映されていたので、期待して観に行った。200人余り入るシアターに私を入れて11人だけ。まぁ、平日の昼間だからね。とある中年夫婦が住むことになった家の地下室に、入ると外界で12時間が経過し、本人は3日分だけ若返るという不思議な穴があり、妻は若さを取り戻したい一心でこの穴に通いつめる。一方、夫の親友は無類の女好きなのに肝心のモノが役に立たず、来日して怪しげな手術を受けるが、とんでもないことに…。という奇想天外な作品。そのヘンな穴の設定そのものは観る前から分かっていたから、もうひとひねるあるかと思ったんだけど、想定内の範囲で終わっちゃった感じだったし、後味もイマイチだったので、ちょっと残念。また、その怪しげな手術というのがなんとも馬鹿らしいというか、あるわけないやん、みたいな内容なんだけど、日本でしかできない手術ということになっていて、登場する医師がまた実に怪しげ。長い白髪を後ろで一本に結んだ外見はあまり日本人医師っぽくないんだけど、現地の人にはあれが日本人のイメージなのかしらん。てか、なんで日本やねん。フランスではこの映画のどういうところがウケたのかなぁ。途中、台詞は一切なく断片的なごく短い映像だけでどんどんストーリーが進んでいく場面があって、それだけで十分に伝わる工夫は面白かった。

映画の後はアリオからコメダへ。「きたきた捕物帖」1巻の再読をスタート。キリのいいところまで読み、帰宅後には録画でキリオス対ハチャノフ戦。ティアフォーより前から快進撃を続けてきたキリオス。この試合でも要所要所でスーパーショットを繰り出すものの、フルセットの戦いを僅差で制したのはハチャノフ! 最後の最後までどちらに転ぶか分からない見応えのある試合だった。

車いすテニスも始まり、年間グランドスラムを目指す国枝さんが初戦で圧勝。強い!