まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

南青山へ

夕べ遅くにひととおり終わらせた英訳の修正をチェックし、送信。よしよし。起きるのが遅かったから、あっというまに家を出る時間。

日曜日にがくんと気温が下がってから30度に届かない日が続いていて、しかも今日は雨でさらに体感温度が下がりそうなので、トップスは長袖に、ボトムスもちょっと厚手にしてみる。これが大正解。でもきっと、また暑さがぶり返したりするんだろうなぁ。

腹ごしらえをしておかないと、とデニーズでアメリカンクラブハウスサンド。そのあと「旅のラゴス」の続きをちょっとだけ読み、地下鉄で外苑前に向かう途中でもさらに読み進む。

南青山のライブハウス「マンダラ」に来るのは久しぶり。I さんと何度かご一緒している朗読会「岸田國士を読む」。3年ぶりの開催だそうで、この日記を遡って調べたところ、私は多分5年ぶり。そんなに経った気はまったくしないんだけど。今回は、幼い兄弟の物語「灯ともし頃」に続き、日本シェイクスピア協会主催の講演会での岸田國士の講演を速記したという「フランスに於けるシェイクスピア」を取り上げ、黒メガネを手渡すことで演者が入れ替わる演出が面白かった。短い休憩をはさみ、後半はシェイクスピアつながりで、野口卓「逆転 シェイクスピア四大悲劇」から「イヤーゴの女房」。オペラでもおなじみの「オセロ」(オセロー、オテロとも)に悪役として登場するイヤーゴの妻エミリアと、キャシオの愛人だった娼婦ビアンカの会話劇。オリジナルの作品の中では脇役の2人が対決構造で描かれているのが興味深く、面白かった。ただ時間の都合上、抜粋での上演だったため、疑問が残る箇所もあり、気になる方はぜひ原作を、と書籍の販売もされていたのだけれどパスして、帰宅後に図書館で予約した。

終演後、席に残って I さんと軽食を半分こ。そのうち打ち上げが始まり、賑やかな中、出演者のおひとりにあれこれと感想を伝える。私が最初に絵を習っていた先生の義姉にあたる方で、とーっても素敵なの。憧れちゃう。

23時すぎに帰宅。全米オープンの2日目にはダニエル太郎くんが登場。ベテランのガスケを相手に善戦叶わず。残念!