まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ゲキシネ

今週3連チャンだったホットヨガを今日はお休み。昨日に続き雨が降る中、サイゼリヤの冷製カッペリーニでランチを済ませてから新宿三丁目のバルト9へ。劇団☆新感線ゲキシネ「狐晴明九尾狩」をネットで予約してあった。

中村倫也くんが安倍晴明を、向井理さんが賀茂利風/九尾の狐を演じ、大陸から渡ってきた狐の姉弟吉岡里帆早乙女友貴早乙女太一の弟)、蘆屋道満千葉哲也。他に高田聖子の元方院、粟根まことの藤原近頼、右近健一の橘師師、浅利陽介検非違使竜星涼の悪平太といった顔ぶれで、パワフルなアクションもあり、見ごたえ十分。今後もしWOWOWで放送されることがあるとしても、映画館の音響や映像には遠く及ばないだろうから、思い切って観に行って良かった。立ち廻りの激しい動きに合わせて晴明の衣装が翻る、その動きがとても美しい。聖子さんのキンキラの拵えも良かったなぁ。向井さんってこれまであまり感情をあらわにする場面を見たことがなかったんだけど、人間に対する憎悪の念に凝り固まった狐の演技は迫力があった。倫也くんと吉岡里帆さんは「ハケンアニメ」でも共演していて、そちらの撮影のほうが舞台より先なのかな。吉岡里帆さんのどんぎつねのCMに絡めた場面もあった。舞台と同じ二幕の構成で、間に15分の休憩が入る。クレジットが流れたあとに倫也くんからのメッセージ付き。入場時にチケットホルダーより幅が広い「マルチケース」のプレゼントも。サービス満点。

安倍晴明岡野玲子さんの漫画のイメージが私の中では不動というか鉄板というか。舞台や映像でいろんな人が演じるのを見てきた中では、野村萬斎さんが一番そのイメージに近い。倫也くんの晴明は岡野さんのイメージとは違う路線なんだけど、かっこいい部分とおちゃめな部分のどちらも魅力的で、もうすっかり目に焼き付いちゃったから、これからは晴明というとすぐに倫也くんの姿が目に浮かびそう。

新宿バルト9は世界堂のすぐ近くだから、寄らない手はない。ディテールを描き込むときに使う油絵用の細い筆を2本と、横書きのはがき箋を2種類。あと、パソコンのキーボードがいくつか文字がすっかり消えてしまっていて、長文を入力するときにはブラインドタッチだから問題ないんだけど、何かしながらごく短い語句で検索しようとするときなどに不便なことがあって、白い油性のペンで書いてもまた消えそうだしなぁ、と思っていたら、アルファベットのシールを見つけた。帰宅後早速、文字が消えたキーに貼ってみたると、見栄えはイマイチだけど、用途にはピッタリ。

世界堂のカードが新しくなっていたので更新。今までは会計の都度、割引分が紙のチケットで発行されていたのがポイントカードに変更。便利になったけど、現金決済じゃないとポイントが付かないのが不便。

帰りも雨。よく降るなぁ。