まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

事件の日

朝イチで酵素風呂。発汗良好。買い物を済ませて帰宅し、英訳修正の続きを始めようとしているところへ、安倍元首相が銃撃されたというニュース。参院選の応援演説をしている最中に撃たれるというショッキングな映像が繰り返し流れ、たまらずテレビを消した。

酵素風呂の帰りに駅前で生稲晃子さんが演説していて、選挙カーのすぐ後ろの歩道を自転車で通って帰ってきた。ご本人の背中が至近距離にあった。悪意を持って近づけば容易に襲撃できる状況にあった。それでも、そんな悪意を持った人物の存在を誰も予想していないわけで、ましてこの日本で銃による襲撃だなんて。テレビを消しても、ついネットの記事やTwitterのタイムラインに目が行ってしまう。これでは心がざわつくばかりなので、ネットニュースやTwitterのサイトを閉じ、封印。仕事に専念することにした。

約4時間の作業で最後の書類の英訳修正がひととおり終わり、4種類の書類をすべて印刷。ガストで見直しをすることにして、まずはサラダうどんで腹ごしらえ。

赤ペン片手に見直しを進めていたら、近くのテーブルから女性の声で「安倍さん死んじゃったって!」 はぁ… と思わず深い溜め息がもれる。こんな形で知りたくなかった。心肺停止状態で緊急搬送されたことはすでに知っていたので、奇跡が起きない限り難しいとは思っていたけれど…。

その女性のテーブルはすぐに他の話題に移って楽しげに盛り上がっていて、なんだかなぁ、と思いつつ、どうにも気鬱でしばらく仕事の手が止まってしまった。

ドリンクバーに新しい飲み物を取りに行って心機一転。残りの見直しを済ませ、帰宅後には修正作業を約2時間。日付が変わった直後に送信。ふぅ~。

すでに23時からジョコビッチ対ノリーの準決勝戦が始まっていた。地元のノリーに歓声が集まり、アウェイの状況でジョコビッチが第1セットを落とすものの、その後3セットを練習して決勝に進出。その後にナダル対キリオス戦が予定されていたのだけれど、ナダルの腹部痛はなんと「腹筋が切れていた」そうで、さすがのナダルも棄権せざるを得ず、キリオスは戦わずしてジョコビッチとの決勝に臨むこととなった。

試合を観ながら、ネットで事件の報道を追っていた。でもやめよう。心が余計にざわつくだけだから、もう見ない。そう決めて、明日のワークショップに向けて少しでも、とアジサイのほうのニャンドゥティをチクチク。

2色の花を市松模様のように互い違いにせず、あえてランダムにしてみたんだけど、どうかしらねぇ。