まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

完 成

昨日に続き、自宅でまったり。

斎藤さんの OTTAVA Andante をオンデマンドで聴きながら、細い糸のドイリーを進め、調整にも慣れてきて、夕方までかかってやっと終わったー! スタートしたのは2月中旬だったから、イベントの準備等で中断したとはいえ、足掛け3か月。

石鹸をよく泡立てて布の表面をやさしく洗い、水ですすいだあと、タオルではさんで拭き取ってから、ボンドを4倍の水で薄めて糊付けし、まだ濡れている状態で、全体をくまなくチェックして糸を動かせる部分を微調整。今日はここまでで、ドライヤーで乾かすのではなく、自然乾燥することにした。

野菜を切らしてしまったので、自転車でビューンとスーパーへ。18時からの全仏オープンに間に合うように急いで帰る。

手首の負傷で戦列を離れていたティームが復帰後なかなか勝てずにいて、今日こそは、と応援していたのだけれど、残念ながら連敗記録を伸ばしてしまった。グランドスラムでも優勝し、3位まで上り詰めた選手でも、復帰は難しいのねぇ。圭くんもいまだリハビリ中で、復帰が待ち遠しいけれど、復帰したらしたでまた大変なんだろうなぁ。

続いてダニエル太郎くん。地元のバレールとの対戦だから完全なアウェイで、精神的にもきついだろうに、フルセットに持ち込み大健闘。ファイナルセットも6-4とワンブレイク差。惜しかったー!

観戦しながら手織のマフラーの糸始末。先に水洗いして陰干ししておいたので、だいぶ柔らかい手触りになった。始末しなければならない箇所の数が多くて大変だったけど、やっと終わって完成 ♬

お風呂上がりに「鎌倉殿の13人」。義経の首が鎌倉に届けられる。奥州で襲われる場面は、緒形拳さんがかつて演じた弁慶の仁王立ちが有名だけど、戦闘シーンを直接的に描いていないのが良かった。史実でも、義経が自ら妻子を殺してから自刃したとされている。それを単に最期を覚悟したからでなく、土佐坊昌俊による襲撃が頼朝の指図ではなく静御前に嫉妬した妻の差し金と知り、怒りのあまり気がついたら刺していた、という展開にしたのが三谷さんのすごいところ。歌舞伎のほうでは「卿の君(きょうのきみ)」と呼ばれている義経の妻がドラマでは「さと」という名で、里という漢字が当てられているけれど、「卿御前」と書いて「さとごぜん」と読むのよね。義経と静の間に生まれた子も、女だったら命が助かったかもしれないのに、またしても善児の手で葬られてしまう。でも善児もそんな命令ばかりされて気の毒。