まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

作品展6日目

クリスマス当日、しかも土曜日で、銀座界隈は昨日以上に人通りが多い。ただ、以前は平日でも夕方になるとこれからご出勤の粋筋のお姉さまを多く見かけたのに、今回はそのような光景はまったく見られず、古くからの店がいくつも消えてブランドショップに入れ替わり、銀座も変わりつつあるなぁ、と実感。

今日の一番乗りは、小・中学校の同級生。以前のように集まることができていないので、今も地元に住む彼に同級生たちの消息をきく。延期せざるをえなかった同期会もいったいいつになったら開催できるのか…。彼はアパレル関係の仕事もしていて、セーター等を作るために仕入れた糸の残りが大量にオフィスにあるから、手織りに使えるようなら取りにおいでよ、と耳寄りな情報も。

私たちの作品展は、以前は「水と油の5人展」だったのだけれど、男性2人がそれぞれの都合で教室を離れてしまったあとは「3人+1人展」として、ゲストをお迎えしている。今回はドイツ人のB氏で、歌舞伎のからくり舞台などを研究していて、からくり舞台の考案者を主人公にした漫画を作成中。今回はその漫画の中から原画2枚と、4巻で完結予定の漫画のうち1巻・2巻と、原画をもとにしたポストカードを展示している。今日はそのB氏も午後からいらして、ご友人も集まり、にぎやか。

夕方には、教室を離れた2人のうちの1人が奥さまと一緒に来てくださり、療養中で心配していたので、お元気そうでよかった。油絵を再開するのはまだ難しいものの、水を加えると水彩のようになる色鉛筆で少しずつ描き始めているとのこと。またいつか教室に復帰してくださるといいのだけれど。

古巣のオフィスの元同僚がもうひとり、お嬢さんと一緒に来てくれた。ニャンドゥティのブローチを買ってくれて、お嬢さんにも「クリスマスプレゼントに買ってあげる」と選ぶように勧めたものの、お嬢さんは迷っていて、その理由をきいてビックリ。お嬢さんはミニマリストで、新しいものを1つ買うときには持っているものを1つ手放すのが信条なんだそうな。昔からパワフルだった元同僚が一段とパワーアップしていて、私まで元気をもらった。

ギャラリーをクローズした後、I さんと、和食が大好きなB氏も誘い、再び竹葉亭へ。もう十年も日本に住んでいるB氏は、鎌倉が理想の地だと言い、週末には座禅を組み、弓道も嗜み、そうかと思えばサーフィンも楽しんでいるとのこと。素晴らしい!

ギャラリーで少しずつ、大小2つの花びら型のモチーフを並行して進めていて、小さいほうはひととおりチクチクし終えた。どうかしらねぇ。ちょっと糸が密すぎるかなぁ。

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