まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

絵の教室

夕べ焼いた台湾カステラをどうやって運ぶか。スクエア型の上に4つのアルミ型をのせたら下のカステラがつぶれてしまう。スクエア型ごと入るちょうどいい大きさの箱も見当たらない。悩んだ末に、スクエア型はアルミホイルでフタをした状態で、水平を保てるようにそれだけを小さめのエコバッグに入れ、4つのアルミ型は別のバッグに縦に並べ、そのバッグを他の荷物と一緒に大きなバッグに入れることで落ち着いた。毎回けっこう悩むのよね。ケーキの運び方。大問題。

予定より早く大泉学園に着いたので、タリーズで「ソロモンの偽証」6巻に収録されている杉村三郎シリーズ「負の方程式」を読み始める。なぜここに? と思ったら、「ソロモンの偽証」の学校内裁判で検事役だった藤野涼子という中学生が成長し、弁護士として登場していた。やっぱり! と思わず膝を打つ。というのも、「ソロモンの偽証」は映画化されていて、原作のエピローグでは、学校内裁判で弁護士の助手だった男子中学生が教師となって母校に赴任し、当時を回想する形だったのに、映画版ではこの男子中学生に代わって藤野涼子が赴任する、というのをウィキペディアで読み、どちらかといえば地味キャラの男子より彼女のほうが映画のラストにふさわしいという判断には納得がいくものの、藤野涼子は教師より絶対、弁護士に向いているのに、と思っていた。だから、彼女が弁護士として登場する展開に、こうじゃなくっちゃ! と嬉しくなってしまったのだった。

さて時間。教室に向かう。カラーの花の絵の続き。グレーの濃淡で葉っぱを描き込んでいく作業にいそしみ、ようやくキャンバスのすべての部分に絵の具をのせることができた。でもまだ単に「のせた」だけなので、ここからもっとディテールまでグラデーションで表現していかなければならない。大変だけど、楽しみ。

先生からメンバー全員に筆のプレゼント。一律に同じ筆ではなく、各人に適した筆を選んでくださっていて、私にはディテール用の細い筆のセット。嬉しいなぁ。大切にとっておきたくなるけれど、「ガシガシ使ってください」と先生。そうよね。せっかく頂いたんだから、使って絵に生かしていかないと。

チーズ入りの台湾カステラは、ふっわふわで、甘さ控えめの生地にチーズの塩気がよく合い、自分でもとっても好きな味。皆さんにも喜んで頂けたし、機会があったらまた作ろうっと。

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教室の終了後には、スシローからのテイクアウトで夕食。I さんお手製のお惣菜2種はどちらも三國シェフのレシピだそうで、美味しかったぁ! シアワセ。

帰りの電車の中で「負の方程式」を読み終えた。弁護士になった藤野涼子は結婚して母になっていて、その旦那様は学校内裁判で弁護人役だった神原くん! 納得!!

帰宅し、着ていった服を脱いだら、お腹のあたりにグレーの絵の具がポチッとついていたので、つまみ洗い。描いている間はずっとエプロンしていたのに、どうしてこんなところにつくかなぁ? 謎。