全米オープン女子シングルスの決勝戦を生で観たい気持ちはあったんだけど、午前5時ぐらいからのスタートだったので、録画しておいて起きてすぐ、結果が先に分かってしまわないようパソコンは起動せずに観戦。
どうも何もせずにじっくり観るということができないタチなので、応援しながら手織りを進める。
無観客試合とはいえ決勝戦だから緊張していたのか、なおみちゃん、第1セットは調子が出なくて1-6でアザレンカに取られてしまった。でも今日は切り替えが早く、第2・第3セットをいずれも6-3で取り、優勝!! 素晴らしいっ!!!
その後は録画を消化。そのひとつがずいぶん前に録画した邦画「長いお別れ」。認知症で記憶を失くしていく父親に優しく寄り添う家族の物語で、山崎努と松原智恵子の夫婦と、二人の娘を竹内結子と蒼井優。長女の夫を北村有起哉。次女といい雰囲気になったけど離れてしまう元同級生を中村倫也。正直、こういうほっこりした家族の物語は、つい自分の家族と比べて寂しくなってしまうから敬遠しがちなんだけど、倫也くんが出てるから、というミーハーな理由で録画しておいたもの。でもそんなこと忘れてしまうぐらいに良かった。山崎努はさすがの演技だし、松原智恵子さんのふわっとした優しい雰囲気がまたいいの。これがあのラストシーンが物議を醸した「湯を沸かすほどの熱い愛」と同じ監督の作品。でもまぁ、家族の絆を描いているという点で共通しているし、どちらも「ほっこり」系だから不思議はないか。
手織りは緯糸を白に変え、約10cm 織ったところでネイビーの線を入れてみた。
前回の強撚糸は糸が太いから、緯糸を変えるとき、切って糸端を織り字に入れ込むとその部分が目立ってしまうので、切らずに右側で2色の糸を両方つないだまま織り進んだ。でも今回の糸は細く、入れ込んでも目立たないので、緯糸を変えるたびに切っている。このほうが端に別の色が出なくて仕上がりはキレイ。