まるぶろぐ

まるのダイアリーから移行しました。

もりだくさん

朝から東劇へ。古代エジプトを舞台とするフィリップ・グラスのオペラ「アクナーテン」は、今年2月にライブビューイングで観たのだけれど、ぜひもう一度観たいと思った作品で、METの公演中止に伴い始まったネット配信でも少し前に配信があったのに、24時間限定で、時差の関係で早朝が視聴期限なこともあり、都合がつかず断念していた。なので今回、東劇のアンコール上映で観ることにしたら、いつもより1時間早い10時からの上映。モスバーガーで腹ごしらえをしていくつもりが、この時期は9時オープンで間に合わず、ベックスのモーニングのうちパワーサラダをチョイス。

図書館で借りた「祝祭と予感」を持参し、行きの日比谷線で読み始めてすぐ、思ったより早く順番が回ってきた理由が分かった。上下巻に分かれていた「蜜蜂と遠雷」の登場人物にまつわるエピソードを集めた短編集で、ハードカバーなんだけど、上下の余白が広く、文字数が少ない。というよりは、文字数が少ないから余白を広くしたのか。東銀座に着くまでの20数分で4分の1以上を読み終えてしまった。

2度めの「アクナーテン」、良かったー。いつかテレビで放送されたら絶対録画して何度でも観たい。

途中でお腹が空いて、ファミマの「ムーミンもちっとチーズ」。商品名に偽りなく、もっちもち (^^)

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14時近い終演後、ランチを済ませ、徒歩でシネスイッチ銀座へ。I さんオススメの映画「ぶあいそうな手紙」をネットで予約しておいた。ロビーのソファで「祝祭と予感」を読み進め、4分の3近くまで。

「ぶあいそうな手紙」は、4月にブラジルで公開されるはずがコロナウイルスのせいで延期になり、ブラジルでもアメリカでも公開のめどが立たないまま、いち早く日本で公開されることになったブラジル映画。ブラジル南部の街で一人暮らしをしている老人エルネストが主人公で、目がぼんやりとしか見えず、隣人のハビエルは耳が遠く、それぞれに不自由な様子は他人事でなく、自分も同じようにひとりで老いていくことを思うと身につまされる。でも、それは勝手な感傷で、映画はそうした深刻さよりもユーモアと愛にあふれている。やっぱり I さんのオススメにハズレはないわー。

予告が流れた「17歳のウィーン」という映画も観てみたい。

帰りの日比谷線で「祝祭と予感」読了。様々なエピソードのうち、映画には登場しなかった奏のヴィオラをめぐる話が一番好き。でも高島明石のエピソードがないのが残念。

帰宅したらちょうどWOWOWで「蜜蜂と遠雷」が始まるところだったので、映画館で観たのについ見てしまった。

さらにそのあと、METで「パルジファル」の1993年の映像が配信されていることを知り、明日の早朝が期限なので、これもやっぱり観てしまう。4時間余りの長丁場。最近のプロダクションと違い、ごくシンプルかつ原作に忠実な演出なのがよかった。

そんなわけで、オペラ2本と映画2本の4本立て? プラス1冊ともりだくさんの1日。