まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

イッキ見

毎週恒例の酵素風呂。今月から最初の時間帯は優先枠になったので、適用外の私は2番めの9時半からの回なんだけど、それでも最初に足を踏み入れ、いつもどおり米ぬかの奥のほうへ深く入れようとしたら、アチチチッ! と反射的に足を抜いてしまうぐらい熱かった。横たわったあとも、いつもはグイグイと身体を沈めるように動くのだけれど、その必要もなく、上から米ぬかをたっぷりのせてもらい。ホッカホカ。すぐに汗をかき始め、汗の量は今シーズン最大。浴槽から出たときには、いつもはヒエヒエの太ももにも米ぬかがべったり。気持ちよかったー。

せっかく十分に温まった身体を冷やさないように、タリーズでソイラテ。自宅の本棚で積ん読状態だった誉田哲也の文庫「増山超能力師事務所」を読み始める。少し前に読了した宮部みゆき「過ぎ去りし王国の城」も積ん読文庫の1冊で、他にもたくさんあるので少しずつ消化していこうかと。

超能力の持ち主が国家試験に合格すると「超能力師」として認定されるというユニークな設定で、弁護士のように「士」を使うと「超能力士」となり、スーパーお相撲さんのようでいやだと女性の資格取得者から反対意見が出たので「師」を使うことになったと説明されていて、思わず笑ってしまった。これまで読んできた誉田作品は姫川玲子シリーズやジウ三部作など刑事もののミステリーばかりで、ハードな路線だったのに、これは一変して肩のこらないユーモラスな作風。一話完結型の短編集形式なので、合間の時間に楽しめそう。

第1話を読み終えたところでサイゼリヤに移動。お気に入りのミネストローネはまた欠品。でも前回はなかった「たまねぎのズッパ」があったので、そちらを注文してみた。とろとろにふやけたフランスパンとチーズが入っていて、美味しかった。ほうれん草のソテーも初めて。同じ温野菜シリーズのアスパラより好きかも。あとは定番の辛味チキン。

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食後に第2話を読み終え、買い物を済ませて帰宅。林田さんの OTTAVA Salone/Premio の先週分をオンデマンドで聴いたあと、アマゾンプライムで「メイキング・ザ・カット」を見始める。「プロジェクト・ランウェイ」シーズン16の終了後に番組を離れたハイディ・クルムとティム・ガンがアマゾンと提携して始めた新しい番組で、本家「プロジェクト・ランウェイ」も新キャストでシーズン17が終わったばかり。「プロジェクト・ランウェイ」では各デザイナーがデザインから縫製、仕上げまですべてひとりで仕上げ、その作品の出来を競う形式で、生地等は制限時間内に一定額以内で調達するのに対し、「メイキング・ザ・カット」のほうは、すでにブランドを展開しているデザイナーを集め、縫製はプロに頼むことができ、予算については番組で発表されることなく、追加購入も自由らしい。また作品そのものに対する評価と別に、デザイナーは審査員の前でプレゼンする時間を与えられ、その結果が合否に影響することもある。というのも優勝賞金が百万ドルと破格で、ブランドを拡大してグローバルに通用するデザイナーに育成するのが目的とのこと。そのため、デザイン力だけでなく、起業家としての資質も要求される。見始めたら面白くて、1回分を見終えてもつい「次のエピソード」をクリックしてしまい、結局1シーズンまるまる一気に見てしまった。プロジェクト・ランウェイと並行して、両方とも次のシーズンへと続いてほしいなぁ。