まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

結果的に徹夜

金曜日は以前どおり毎週恒例に戻った酵素風呂の日だから、と夕べは早起きするために早めにベッドに入ったのに、なんとしても寝付くことができず、2時、3時と時間がだけが過ぎていき、4時になろうとしても目が冴えるばかりで、ああもう! と寝るのを断念。せっかく起きるなら、と和訳の見直しの続きを約3時間。

寝てないと汗が出ないかも、と思いつつ、せっかく雨の心配がなさそうなので、少しでも代謝を上げるために自転車で出かける。

やっぱり太ももが冷えてるのよねぇ。なので酵素浴の直前に手のひらでゴシゴシとマッサージ。それだけでだいぶ違う気がする。15分の酵素浴後には太ももにも米ぬかがビッシリ。気候のせいか汗がよく出て安心した。

幸いまだ冷房が入っていないタリーズで、身体を冷やさないようにホットのカフェオレを楽しみながら、和訳の見直しの続きを1時間半ほど。11時を回った頃にお腹が空いてきたので、サイゼリヤでランチ。ここでは見直しはせず、スーパーで買物だけして帰宅。帰り道に通りかかった公演の入り口で、樹々の緑がとてもきれいだったので、自転車をとめてスマホで撮ってみた。

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帰宅後なんやかやと雑用を済ませ、気合を入れ直して仕事の続き。ずっと意味が分からずに何度も調べていたフレーズの用例を片っ端から拾い読みしているうちに、ようやくひとつだけその意味を解説してくれている用例に行き当たった。文脈から類推していたのが大きくはずれていなくて安心したけど、確信が持てずにいたから、どこのどなたか知らない記事の筆者に感謝しなくちゃ。

昨日と同じパターンで、食事休憩をかねてウィーン国立歌劇場のオペラを鑑賞。しばらく前にMET版の配信を観たベッリーニの「夢遊病の女」で、エルヴィーノ役はMET版と同じファン・ディエゴ・フローレス夢遊病のアミーナはダニエラ・ファリーで、いつものコメディエンヌとしての魅力とは違う一面を見せてくれた。

マルコ・アルトゥーロ・マレッリの演出はMET版と大きく違い、披露宴会場が舞台で、アミーナが眠り込んでしまうのはロドルフォ伯爵の部屋のベッドではなく、その披露宴会場の床の上。MET版では伯爵が若い二人のお父さん世代だったのに対し、今回はフローレスと同世代のルカ・ピサローニだから、浮気を疑われることにリアリティがある。舞台奥の窓の向こうにスイスの山並みが見え、エルヴィーノが怒って婚約破棄を言い渡した後、窓から吹雪が吹き込んでくる。それが彼の心理状態を思わせてとても効果的。

2017年1月13日の公演で、長く続いたカーテンコールの最後に客席からハッピー・バースデーの合唱が始まり、笑顔で応えるフローレスに共演者からも拍手。彼は以前、子供が生まれた直後にMETのライブビューイング用の映像が撮影される舞台に出演し、幕間のインタビューでその喜びを語っていたこともある。なんかこう「持ってる人」なのよねぇ。

さて、仕事仕事。ある段落の後半がまるまる意味が取れなくて、結局そのままになってしまった。悔しい~。