まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

営業再開

起きたのが遅くて、午後イチにオペラ鑑賞。ウィーン国立歌劇場の配信では初めての「連隊の娘」。フランス軍の連隊に戦場で拾われ、大切に育てられた娘マリーと、彼女と相思相愛になり入隊するチロルの男トニオ。マリーが実は公爵家の血筋であることが分かり、その館に連れて行かれてしまう。貴族としての教育を受け、連隊を恋しがる場面でいつもハイジを思い出す。貴族同士の結婚を強いられそうになるものの、最終的にはトニオとの結婚を許され、ハッピーエンド。マリーが底抜けに明るく、連隊の兵士たちに愛されている様子がなんとも微笑ましいドニゼッティの作品。エヴェリーノ・ピド指揮、ロラン・ペリー演出。マリーのジュリー・フックスもトニオのジョン・テジエも私にとっては新顔で、ハイCと呼ばれる高音が聴かせどころのトニオのアリアでは、さらに高い音も苦もなく出そうなぐらい、ほとんど力みを感じない自然な発声で、とても伸びやか。笑顔も爽やかな好青年。連隊長はもうすっかりおなじみのカルロス・アルバレス、公爵夫人をドンナ・エレン、破談になった結婚相手のほうの公爵夫人は射るディコ・ライモンディで、憤慨して叫びながら退場するのがユニーク。楽しかったー。

支払いが保留になっているクライアントから、そろそろ経理部も業務を開始できそうなので請求書を送ってほしいと連絡があり、作成した請求書を投函しがてら、ようやく営業を再開したアリオに足を伸ばしてみた。スタバはまだ休業中で、ユニクロは入店時に検温。無印良品はレジに長い列ができていた。ロフトや書店、手芸店など、3階までひととおり歩いて、通路に休憩用に置いてあるソファの位置が離れていたり、フードコートも席数を減らして密集しない配置になっていたりと、様々に工夫されているのを確認しつつ、日常が戻りつつあるなぁ、と実感。カルディでだけあれこれ買い物をして帰宅。

カルディの「凍らせて食べる」シリーズ。冷え性なくせに、こういうのが大好きなのよねぇ。

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