まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

オペラ/読書

6時すぎに自然に目が覚めてしまい、そのまま起床。8時すぎにはもうウィーン国立歌劇場のオペラ「ばらの騎士」を観始める。これまでの配信の中で(記憶の限り)一番古い1994年3月の舞台で、名演とされ映像ソフト化もされている作品。カルロス・クライバー指揮、オットー・シェンク演出で、フェリシティ・ロットの元帥夫人にアンネ・ソフィー・フォン・オッターのオクタヴィアン、バーバラ・ボニーゾフィークルト・モルのオックス他の出演。

これがもう、素晴らしすぎて呆然、もとい陶然。私のオペラ体験の中で最高峰と言っていいかもしれない。リヒャルト・シュトラウス作曲の作品そのものの魅力はもちろんのこと、なんといっても元帥夫人!

MET版で2公演のほか二期会のも観ていて、MET版は2つとも元帥夫人はルネ・フレミング。その3回の中でのマイベストはMETの2017年6月公演で、オクタヴィアンはガランチャだった。それぞれ別の作品もたくさん観ていたから、あくまでルネ・フレミングの元帥夫人でガランチャのオクタヴィアンだったんだけど、今回のフェリシティ・ロットは初めてで予備知識も先入観もなかったせいか、ただただ美しく高貴な元帥夫人としてそこにいる、その佇まいや表情にもう魅了されっぱなし。初めてだったのは彼女だけでなく他のキャストもそうだったから、やっぱり彼女が特別だったのだと思う。とっておきのアーカイブからこれを配信してくれたウィーン国立歌劇場に感謝。

4日ぶりで外出。野菜やヨーグルトなどの買い出し…だけのつもりが、ついシャトレーゼまで足を伸ばしてアイスも買い込んでしまった。感動的に美味しかったワイン風味のアイスがほしかったのに、残念ながら売り切れ。和菓子の「もなどら」も大人気ですぐになくなってしまうそうで、こちらも売り切れ。また次回のお楽しみ。

帰宅後は読書。図書館で借りてきた葉村晶シリーズの「依頼人は死んだ」の後半。夜までかかって最後まで読み終えた。若竹七海さんの文章は読みやすく、時々ドキッとするような表現が出てくる。そこが魅力。もう1冊、同じシリーズの続きがあるから、楽しみ ♪

陰干ししていたスカーフが乾いた。横縞の幅が狭いのでうるさい印象になるかなぁ、と心配だったのだけれど、巻いてみると、思ったより気にならず、ブーケ模様の部分も隙間に指がひっかかるようなこともなさそうで、良かった (^^)

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