英訳をひととおり終えたあと、見直しは明日することにしたし、ウィーン国立歌劇場の22作め「ラ・ボエーム」は配信期間が長く、あと2日のうちに観ればOKなので急ぐことはない。じゃあどうする? わずかな時間にできること。それはやっぱりチクチクでしょ。
というわけで、外側のテープの部分の1つめ。
本来は、花のモチーフの円周をぐるりと1周、結びかがりで輪郭線を作るのだけれど、上のテープの部分の土台の糸を張るとき、花のほうの土台の糸とうまくからめることができず、結びかがりをしながら連結すればいいか、と簡単にできると思って進めてしまった。でも実際にやってみると、結びかがりでキレイに連結することができない。輪郭線がギザギザになってしまう。それならば、とあれこれ考え、まず最初に両方の土台の糸の先端を拾いながら糸を通した上に結びかがりをすればいいんじゃないかと思いついた。上の写真は、その糸を通し終わったところ。
無理に結びかがりをしようとしたときのジグザグよりずっと自然。下の本来の結びかがりとは形が違ってしまっているけれど、この上にさらに結びかがりを入れたら、ひとつひとつの結び目がやたらと目立ってしまいそう。
今のままでも輪郭線になっているし、花のモチーフとテープの部分とが分かれてしまう心配もないから、このままでいいかなぁ。邪道以外の何物でもないけど。