まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

観ながら

午後の早い時間から、OTTAVA.TVで配信がスタートしているウィーン国立歌劇場の「レオノーラ」を視聴。前に新国立劇場で観たことのある「フィデリオ」のバリエーションで、同じベートーヴェンの作品。主人公のレオノーラが2人いて、1人は分身。オリジナルではなく、演出でそうなったらしい。

もうひとつオリジナルと大きく違うところがあって、最後にレオノーラが死んでしまう。男装して刑務所に入り込んでまで愛する夫を助けたのに、レオノーラを賛美する合唱が続く中、息絶えてしまう。そんな必要あったかなぁ。

また、刑務所が舞台なのにラスト近くではなぜか登場人物たちがやたらとキンキラの衣装で、まるで余興か何かのよう。そんな必然性はまったくないので、違和感しかない。

そのせいか、カーテンコールで出演者に大きな喝采のあと、演出家を含むスタッフが登場したところで大ブーイング。オペラって演出によってまったく別物になってしまうから、常に歓迎されるわけじゃないのよね。

観ながらニャンドゥティの四角いモチーフをチクチク。ワークショップで先生に頂いたアドバイスをもとに進めてみる。でも配色がイマイチなのよねぇ。悩むー。

夜には全豪オープン。男子シングルスの決勝戦ジョコビッチティーム。もうね、観ていてヒリヒリするようなハイレベルの白熱線で、一瞬でも気を抜いたら一気に攻め込まれそうな緊張感。こんな状態で少なくとも3セットを戦うなんて、一体どれほど消耗するのだろうと考えるだけで気が遠くなりそう。

第1セットをジョコビットが先取した後、ティームが2セット連取。ジョコビッチが苛立ちを顕にする場面も。それでもくずれないのがジョコビッチ。しっかり勝ちきり、全豪8度目の優勝。すごすぎるー。

テニスを観ながら、今度は手織り。ヤノフ村の絵織りの続き。2匹の猫の身体ができたところ。長~いしっぽ。

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