春秋には比較的、自分で織ったマフラーを使うことが多いのだけれど、冬の寒さに対抗するには心許なく、I さんに頂いたモコモコのスヌードに頼る日々。ブンデンローゼンゴンのタペストリーを仕上げ、次は何を織ろうかな、と考えたとき、真冬でも自分で織ったマフラーで過ごせるように、太めのモヘアでボリュームのあるマフラーを織ったらどうかしらん、と思いついた。でも近所の手芸店には細いモヘアしかなく、細くても気に入った柄の段染めがあれば、とも思ったけれどいまいちピンとこない。それで先延ばししているうち、北千住のオカダヤで見つけたのがこの糸。
左は正面、右は上面の写真で、直径15cm以上ある大玉。糸の長さは約660mだそうな。他にベージュと赤系のグラデーションもあったんだけど、このブルー系が一番キレイだった。
モヘアは毛足が長くて絡みやすいから複雑な織り方はまず無理だと思うので、綜絖は使わずプラ筬で平織りにするつもり。
プラ筬は1cm幅に4本の溝がある4羽で、最大160本まで入るのだけれど、糸が太いものだから、整経棒の長さギリギリで130本。その分、長めに仕上がりが2mを超えるようにしてみた。
さて、果たしてプラ筬がちゃんと開口してくれるかどうか。