まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

二度目の起床後

時間の経過とともに被害の様子が明らかになってきて、特に河川が氾濫した地域の映像に胸が痛む。これほど多くの河川が氾濫し、これほど広い地域で水害が起きてしまうなんて。水が引くまで一体どれほど時間がかかるのか。水が引いた後の事後処理にどれだけの労苦が必要になるのか。日常生活を取り戻すためにはどれだけの…。言葉を失う。これ以上、被害が大きくなりませんように、と祈ることしかできない。

青空が広がっているものの、風がまだ相当強いので今日はもう自宅にこもることにして、夕べ遅くに OTTAVA.TV で配信がスタートしたウィーン国立歌劇場のオペラ「ナクソス島のアリアドネ」を観る。

貴族の邸宅で自分の作曲した悲劇のオペラが初めて上演されることになり、ワクワクしている若き作曲家。ところが気まぐれな主人は道化師たちによる喜劇と悲劇のオペラを同時に上演しろと言い出し、大混乱のうちに即興で劇中劇が始まるというストーリー。若き作曲家を演じるのは、METの「ホフマン物語」でミューズを演じていたケイト・リンジー。オペラ歌手のひとりは名テノールのステファン・グールドで、女性のオペラ歌手も絶対に観たことがある気がするのに、サイトのキャスト情報には「アドリアンヌ・ペジョンカ」とあり、そのまま検索してもヒットしない。おかしいなぁ、とさらに調べてみたら、METでは「ペジョンカ」ではなく「ピエチョンカ」。違いすぎー。

劇中劇の最後に作曲家も舞台にいて、出てきちゃダメでしょ、と思っていたら、道化師たちのほうの歌姫と作曲家のラブシーンで幕切れ。なるほどー。

舞台装置も美しく、「ばらの騎士」もそうだけど、リヒャルト・シュトラウスのオペラって、コメディ要素もたっぷりありながら、ノーブルなのよねぇ。

まる子とサザエさんをはさんで、男子バレーの対イラン戦。途中からラグビーの対スコットランド戦も始まり、風がおさまって開け放していた窓の外から、ラグビーの試合に熱狂しているらしい声が聞こえ、ツイッターのタイムラインもラグビーファンの応援ツイートでいっぱいだったけど、男子バレーの試合も、ものすごーく面白かった。そして日本の5連勝! これで4位以上が確定し、残り2試合の結果次第でメダル獲得の可能性も残されている。そんな状況なのに、試合中、「日本はワールドカップでイランに勝ったことがありません!」と繰り返すアナウンサー。こういうネガティブなことを言う人、嫌い。

ラグビーも日本が勝って、日本勢、すごいなぁ。

観ながらチクチク。アラサペがだいぶ出来上がってきた。

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