手織の次の作品をハックレースにするかブンデンローゼンゴンにするか、それともちょと脱線してマクラメに挑戦するか、ここしばらく迷っていたのだけれど、せっかく先生からハックレースのサンプルを2点お借りしているので、ハックレースに決め、ハックレースの模様が一番キレイに出ると言われている麻の糸の手持ちの中から、シックなブルーと白とで迷い、ブルーのほうに決定。
お借りしたサンプルは、ひとつはテーブルセンターで、もうひとつはマチのないぺったんこのシンプルなバッグ。でも、そのどちらも私はきっと使いそうにないので、あえてマフラーにしてみようかと。
25cm幅を目安に、1cm5本の溝がある5羽の筬を使うことにして、模様が経糸5本で1マスなので、25x5=125本。でも経糸は2本1組だから奇数だと面倒になる。そこで1マス増やして130本。
約2mで測り終えた経糸を4つの綜絖にタイアップする作業を始める前に、おさらいのつもりでちょっと調べたら、ハックレースはAの模様を1マス、Bの模様を1マス、それを交互に並べていく織り方で、Aから始めたら段の終わりもAにしたほうがキレイだと。ん?
Aから始めてAで終わるには、経糸の本数が5の奇数倍でなければならない。やっぱり125本にすべきだったかー。仕方がないので、左端の5本は糸で結んでまとめておいて、織らないことにした。
タイアップも終わり、試し織りをスタート。一応ちゃんとシンプルなハックレースの模様が浮き出ている。織り終わって織り機からはずし、水に通して仕上げをすると、模様がもっとハッキリするはず。