まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

仕上げ/整経/試し織り

二色の段染めで4等分のブロックに織り分けたスカーフは、まずは縦糸の端を房結び。3本ずつ房にしたあと、4つ編み。これだけで結構、時間がかかる。

シルクはこの時期、湯通しでなく水通しのほうがいいというネットの情報に従い、30~40分ほど水にひたしておくつもりが、うっかり忘れて2時間近く経ってしまった。水が青く染まってしまっていて、明らかにひたしすぎ。

f:id:maru99:20190518184329j:plain
f:id:maru99:20190518184509j:plain

絞らず、押すだけで水を切った後、ドラム式洗濯機で脱水すること数分。ぼたぼたと水が垂れるほどではなくなったところで、陰干し。

乾かしている間に、次の整経。二色の段染めの糸がだいぶ余っているので、それを使ってなにかできないか、と先生に頂いた織り図などを見比べ、ちょっと冒険してみることにした。

細いシルクと裂き織りとでブロック柄にした先生の作品がとてもユニークだったので、いつか織ってみたいと思う反面、裂き織りってあんまり得意じゃなくて、棚上げにしていた。このブロック構造だけを生かして、裂き織りの部分を普通のシルクで平織りにしたっていいんじゃない? 二色の段染めを互い違いにブロックにしてみたら、面白い効果が出るんじゃないかしらん。

早速、整経。二色の段染めは緯糸に使い、そのどちらにも合うように、ちょっとだけシルバーがかった薄めのサーモンピンクをチョイス。縦糸はすべてこのサーモンピンクの糸で、段染めで1段3つのブロックを作りつつ、サーモンピンクの糸も段染めと互い違いに入れていく。

f:id:maru99:20190519050728j:plain

ちょっとぼんやりした印象だけど、次の段で、両端に濃いほうの段染めが来ると、また雰囲気が変わるはず。

ブロックとブロックの間の隙間と、次の段との間に、サーモンピンクの糸でもじりが入るはずなんだけど、そのやり方が分からないので、ひとまずここまで。