まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

テンペラ講座 #2

朝イチでMETライブビューイング「ワルキューレ」のネット予約をしてから、絵の教室の前にどこで修正案件の見直しをするか迷って、北千住駅構内のスタバへ。サラダラップで軽くお腹に入れ、今日も肌寒いぐらいなので、コールドブリューライムはおあずけにして、ホットのソイラテ。

1時間半ほどの作業で見直しを終え、ケーキを作る余裕がなかったので、マルイの中のトップスでチョコレートケーキ。これは絵の教室のメンバーもお好きなのが分かっているので、安心のチョイス。

テンペラ講座の2回目はまず、前回、白亜地を何層にも重ねて塗ったパネルの表面を紙やすりでなめらかにする作業。360番と600番という粗さの違う紙やすりを先生が用意してくださり、まず粗いほうで、さらに細かいほうで表面の凹凸をならしていく。さわっていると気持ちいいぐらいすべすべになった。

次に、トレース。それぞれに選んだ絵の美しいカラー写真と、それを普通のコピー紙にモノクロでプリントしたものを先生が用意してくださっていて、モノクロのほうの裏面にB6の鉛筆で、輪郭線等のなぞる必要がある部分をシャカシャカと黒く塗り、それをパネルの上に裏返して固定したあと、ボールペンで必要な線をなぞり、写し取っていく。

これだけだと今後の作業で線が消えてしまうので、いよいよ顔料の調合。卵黄とリンシードオイルをよく混ぜ、バーントアンバーの顔料に水を含ませたものに、その混合液を少しずつ混ぜ、さらに水分を加えて薄めに調整。これを使って、細い面相筆でトレースした線をなぞっていく。

3人がそれぞれに選んだ絵の中で、私のが一番シンプルで、線の数も少ないんだけど、かえってそのほうがごまかしがきかなくて難しいんだそうな。えええ。先生、そういう大事なことは、素材を選ぶ時点で言ってくださーい!

ここまでで時間切れ。先生も執筆に加わっていらした技法書にテンペラの詳しい解説もあるので、次回までにしっかり予習していこう。

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