まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

3年A組

物差しを使って絵織りを進めながら、「3年A組 - 今から皆さんは、人質です」の最後2回を見た。いろいろ考えさせられた。ドラマの舞台は学校なので、私自身の生活とはかけ離れているのだけれど、このドラマが問題視していたのはSNSでの誹謗中傷という言葉の暴力で、今の世の中、いつ自分が標的にならないとも限らないから、他人事とは言えない。ネットの匿名性を隠れ蓑にして「悪意のナイフ」をかざしている人たちに、このドラマは少しでも届くだろうか。届いてほしい。

菅田将暉くんが演じる柊先生が屋上から飛び降りようとして、女生徒のひとり(永野芽郁さん)がかろうじて手をつかんでいる場面で、刑事役の椎名桔平さんが助けに来るかと思ったら、来たのはクラスメートたちで、その瞬間に涙腺決壊。

爆破で廊下をふさぐ瓦礫を生徒たちがひとつずつどかそうとする場面で、どうみても発泡スチロールなのがバレバレだったのはちょっと笑えたけど、生徒たちもひとりひとりがそれぞれに魅力的だったし、ハードな内容のドラマなのに、毎回エンディングで映し出される写真では本当に楽しそうで、なんだか羨ましくなっちゃった。

全10回分すべて録画してあって、見終わったら削除するつもりだったんだけど、削除したくなくなっちゃったなー。