まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

椿姫:追記

さっきの感想に書き忘れた。

本作は、ヤニック・ネゼ=セガンがMETの新音楽監督に就任した後、初めてタクトを振ることも話題になっていたのだけれど、カーテンコールでステージに上がり、大喝采を受けたあと、オケの全員をステージに招いたのがとても印象的だった。過去のシーズンもアンコール上映でずっと観てきたけど、こんなこと初めてだったもの。もちろん毎回、オケのメンバーにも大きな拍手が贈られてはいるものの、いつもはピットの中で立ち上がるだけのメンバーがステージに上がるのは、さぞ晴れがましい思いだったんじゃないかなぁ。セガンの人柄が伺い知れる素晴らしい場面だった。