まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992017-05-25

早起きをして、北千住駅構内のスタバでサラダラップとコールドブリュー(水出し)コーヒー。もともと普通のアイスコーヒーをあまり飲まないので比較はできないんだけど、深みがあって美味しい。

昨日に続き、歌舞伎座で、團菊祭五月大歌舞伎の昼の部。夜の部と同様に、最初の幕が坂東家の襲名披露を兼ねていて、「梶原平三誉石切」の梶原を新彦三郎が、大庭を楽善が、そして股野を亀蔵が演じる。團蔵の六郎太夫に右近の梢。菊之助が奴で、松緑が呑助で華を添える。六代目彦三郎の息子であった楽善の父が市村羽左衛門を継いでいたので、「石切」の場は、梶原が石の手水鉢を一太刀で真っ二つにした直後、左右に割れる手水鉢の間を飛び越えてくる羽左衛門型。久しぶりに観て、なかなか新鮮。梶原方の武士のひとりが左團次さんのお孫さんの男寅さん♪

続く「吉野山」は舞台装置がいつもより豪華で、下手には「妹背山婦女庭訓」の「吉野川」と同じ滝車を使い、水の流れを見せる演出が使われ、菊之助静御前は四重のレイヤーになった立体的な桜の奥からつづら折の道を下りてくる。静御前が舞台の中央まで来ると、下手の水の流れは止まる。海老蔵の狐忠信とは美男美女の組み合わせ。ここにからんでくる藤太を男女蔵さん。幕切れに花道の忠信が投げる笠を受け取った後、片足立ちの男女蔵さん、プルプルしながらどうにか持ちこたえていた。海老蔵にならって体幹レーニングが必要かも (^^ゞ

そして最後は「魚屋宗五郎」。菊五郎の宗五郎、時蔵の女房おはま、團蔵の太兵衛、権十郎の三吉という鉄壁のチームワークの一団に、菊五郎の孫である寺島眞秀くんが酒屋の丁稚で初お目見え。私の席は最前列の花道すぐ横で、舞台をかなり左側から観ることになるものの、眞秀くんからは至近距離。かわいかったぁ〜!

菊五郎の宗五郎には観るたび惚れ惚れしてしまう。ご家老様を左團次さんで、今月は三代そろってのご出演。梅枝のおなぎ、松緑の殿様。

宗五郎の幕の前後にはロビーに寺島しのぶさんと富司純子さんがいらして、控えめにしていらっしゃるのにとても艶やか。

夜には、テレビ放送されていないジュネーブオープンの準々決勝をネットで観戦。圭くんはケヴィン・アンダーソンのサーブに苦しんで第1セットを落としてしまったものの、第2セットを取り返し、ファイナルセットをタイブレイクの末に制して準決勝に進出!

試合が終了したのは午前1時頃で、早起きしたから、お風呂の中ではもうオネム。楽しかった團菊祭の余韻にひたりながら、ベッドへ ☆