ベックスのモーニングで腹ごしらえをしてから、半蔵門の国立劇場へ。開場50周年記念として3か月がかりで上演される「仮名手本忠臣蔵」の第3部。八段目の「道行旅路の嫁入」から十一段目「高家表門討入の場」まで。
特に印象に残ったのは、普段、略式の通し上演では飛ばされてしまう十段目「天河屋義平内の場」。あまり上演されないのは、由良之助が義平の本心を試そうとする趣向のせいかしらん。もっと上演されてもいいと思うなぁ。
討ち入りの場で赤穂浪士らが引き上げたあと、舞台にひとり残る桃井若狭之助を左團次さん♪ 息子の男女蔵さんは同じ討ち入りの場で吉良家の一員として、孫の男寅さんは赤穂浪士のひとり赤垣源蔵として、3代そろってのご出演が嬉しい (^^)
今にも雨が降り出しそうな空だったので、甘味処「おかめ」には寄らずに駅へ。でも自宅の最寄り駅についたらすでに雨はやんだ後だたので、数日前にプレオープンした駅前のコメダ珈琲に初めて寄ってみた。「おかめ」をあきらめたせいか甘みがほしくて、でもケーキを注文するほどではなかったので、「小豆小町」シリーズのうち菫(小豆入りのホットミルク)を注文。
プレオープン期間は18時閉店で、ラストオーダーの17時半を過ぎても次々に入ってきては閉店を告げられて帰っていく。グランドオープン後もきっと混雑するんだろうなぁ。
ちょっと早いけど、と思いながらココイチで夕食。「野菜三昧カレー」。ジャガイモがなんかワシャワシャしていて、まるで冷凍させて素が入ったのを使ったような感じ。
帰宅後、アリーさんの Salone を聴きながら年賀状プロジェクト第2弾の試行錯誤。ツイッターのタイムラインで、22時からニコ動で、獅童が初音ミクと競演(?)した超歌舞伎「今昔饗宴千本桜」の「振り返り生実況」があると知り、アリーさんの残業タイムを失礼して観てみた。獅童の楽屋にパソコンを持ち込み、当日のライブ映像を観ながら獅童とインタビュアー(百花繚乱さん)がトークをするという趣向で、幕張メッセで獅童が初音ミクとなにかやるみたい、というのは知っていながらスルーしていたものだから、こんな形で観ることができて得した気分。実際、この舞台を観て歌舞伎に興味を持ち、歌舞伎座に行ってみたという人が少なくないそうな。今月の歌舞伎座で上演されている「あらしのよるに」の話題も出て、亡くなった獅童のお母さんが松竹に、獅童が主役をはれるような役者になれたら、この作品を舞台化して獅童にやらせてほしいと頼んでいたという。願いがかなったのね。千秋楽に観にいくのが楽しみ。
年賀状プロジェクトのほうはまだ先が見えないわ〜。