まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-05-25

夕べ、水ぶくれの影響が周囲の皮膚にも及んでいることに気づいて、いつもどおり軟膏を塗って寝て、今朝、包帯とガーゼをはずしたら、がーぜと一緒に皮膚の一部がペロン。えーっ! むけて取れてしまったわけではなく、ガーゼにくっついて持ち上がっただけなので、そーっと元に戻して軟膏を塗る。指先のないミトンのようなネット包帯の上に、UVケアのアームカバーをして、外出。

北千住駅構内のスタバで、サラダラップでブランチのあと、持参した和訳の見直しを約1時間。やっぱりかなり時間がかかりそうだなぁ。

一昨日、昨日に続いて東銀座へ。でも今日は歌舞伎座ではなく東劇。メトロポリタン・オペラのライブビューイング、今シーズン10作のうち早くも9作め。これも事前にネットで予約してあったもの。

ドニゼッティの「ロベルト・デヴェリュー」は、エリザベス女王一世の寵愛を受けながら反逆罪に問われて処刑された伯爵の名前で、タイトルロールではあるものの、実際にはエリザベッタこと女王が主役。その最晩年を描いているので、女王としての正装は威厳のある豪華な衣装なのだけれど、自室の場面ではカツラをとりガウン姿で、短い白髪、生え際もかなり後退している。このような姿で舞台に上がるのは相当勇気がいるんじゃないかと思うような老醜を見せるソンドラ・ラドヴァノフスキー。潔いなぁ。愛した男に裏切られ、議会の処刑判決に自ら署名をし、ロベルト本人にも怒りを爆発させて処刑台に送った後、激しく後悔し、狼狽し、助けたかったと嘆く。そこへ「支配者たる者は自分のために生きることはできない」と合唱が追い打ちをかける。マシュー・ポレンザーニのロベルト。彼のかつての恋人で、女王の命令で公爵の妻となっているサラをエリーナ・ガランチャ。ロベルトの親友で、妻と親友の仲を疑い苦悩する公爵をマリウシュ・クヴィエチェン。この4人の歌唱がそれぞれに、また重唱も、とてもとても素晴らしかった。

まっすぐ帰宅。まずは全仏オープンの圭くんの試合。初戦はまだお尻に火がついていたので耳だけで観戦だったけど、今日はちょっと余裕があるので、しっかり観戦。幸いストレートの快勝で最短だったので、そのあとは耳だけ観戦に切り替えて、見直しを進める。ダニエル太郎が昨年の覇者ワウリンカを相手に善戦し、第1セットはタイブレークに持ち込んだけど、セットを取るまでには至らなかった。残念。大坂なおみはルチッチバローニにストレート勝ち! 頼もしいわー。

午前4時ぐらいまで和訳の見直しを続け、定義条項の最後まで。ふぅ〜。

写真は、昨日、歌舞伎座の地下で一目惚れした「おすわり助六さん」。隣りにいる黒い子は、フィンランドの伝統的なお人形。