まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992014-06-14

午前4時すぎにベッドに入ったのに全然寝付けなくて、悶々としているうちに8時半を回ってしまい、一睡もしないで出かけるのは心配だったので、無理やりベッドにかじりついているうちにようやく寝入ったらしい。正午のアラームで起床。

今日は絵の教室を早退しなければならないので、いつもより早めに家を出て、また夕食を食べる時間がないかもしれないから、ベックスでがっつりと夏野菜カレー。

早めに着いて準備を済ませ、先生がいらしてすぐに描き始める。オレンジ系の下地の上に、雪の地面と空の部分にパープル系の絵具をのせていく。ひととおり絵具がのったところで、もうタイムリミット。バタバタと片付けをして、5時ちょっとに教室を出て、5時15分発の西武線に乗る。乗換案内で調べたルートは、大泉学園小竹向原→市ヶ谷→四ツ谷。だから小竹向原で降りたら、なんか違う。市ヶ谷までは同じ西武線でよかったんじゃん! ガックリ。次の電車で市ヶ谷から南北線に乗り換え、四ツ谷には着いたんだけど、紀尾井ホールのサイトには「麹町口」が最短って書いてあったのに、駅の表示は「出口1」が最短だと。ああもう、これだけで方向音痴にはハードルが高いのよー。

それでもなんとか6時10分頃に紀尾井ホールに到着。まずはトイレ。喉がカラカラだったので、ホワイエの喫茶コーナーでアイスコーヒー。ここで早くもコンブリオのリスナーさん何人かと遭遇。そのあともあちこちに、いるいる。ソールドアウトの直前にかろうじてゲットできたチケットは2階のバルコニー席で、同じ2階席にも数人、1階を見下ろすと、あっちにもこっちにもリスナーさん。すごいわー。

6時半に開演。司会の斎藤さんはタキシード姿で登場。音楽支援NPO「クォーターグッドオフィス」が手がける第26回チャリティコンサート「音楽で虹の架け橋を…」。ハンガリーのヤボルカイ兄弟やヴァイオリンの漆原啓子さんをはじめとする錚々たるメンバーで、ヴィヴァルディの「4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 − 調和の霊感」に始まり、バッハの「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲」と続き、後半はモーツァルト特集で、「2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ」「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」「交響曲29番」。少人数の編成でアットホームな雰囲気のせいか、聴く方もかしこまることなく、ゆったりとくつろいで、うっとりと聴き惚れ、なんどもため息が出た。充実の3時間半。

終演後のロビーでは、斎藤さんを囲むリスナーの輪。30人ぐらいいたかなぁ。もっとかもしれない。「もう閉館しますから!」と何度も連呼され、ホールの外に出た後も、ひとりひとり斎藤さんと握手して、後ろ髪を引かれる思いでホールを後にした。名残惜しくて、十数人でルノアールへ。閉店の11時までいて、やっとおひらき。

そんなわけで、帰宅は午前様だった。6月末でオッターヴァが終わってしまっても、斎藤さんやリスナー同士のつながりが続いていくといいんだけどなぁ…。